ホルシュタイン・キールと日本代表FW町野修斗の契約に含まれる契約解除条項が、期限を迎え無効となったようだ。12日、移籍市場に精通するフロリアン・プレッテンベルク氏が伝えている。
町野については、これまで日本代表DF板倉滉とU-22日本代表FW福田師王が所属するボルシアMGなど、複数のクラブが関心を示しているとされてきた。しかし、町野とホルシュタイン・キールが締結した契約に含まれる契約解除条項が無効となり、他クラブが町野を獲得するには1000万ユーロ(約17億円)程度の移籍金を支払うことになりそうだ。
プレッテンベルク氏によると、ホルシュタイン・キールは町野へのオファーを受けつているものの、同クラブのオラフ・レッベSD(スポーツ・ディレクター)は町野の移籍金について「我々は基準を決めており、それは1000万ユーロ程度だ」とすでに明言しており、ドイツメディア『スカイスポーツ』は「ボルシアMGにとって1000万ユーロは高すぎる」と指摘している。
現在25歳の町野修斗は2023年7月に湘南ベルマーレからホルシュタイン・キールに移籍。加入初年度の2023-24シーズンは公式戦33試合で5ゴール6アシストを記録してチームの1部昇格に貢献した。
さらに2024-25シーズンは、ブンデスリーガで32試合に出場して11ゴール3アシストを記録。ホルシュタイン・キールは2部降格となったが、町野は欧州五大リーグでキャリア初の2桁得点を記録した。
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