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䞖界を砎滅に導く“栞ミサむル発射ボタン”を抌すのは  最悪のシナリオは珟実になるのか
䞖界を砎滅に導く“栞ミサむル発射ボタン”を抌すのは   最悪のシナリオは珟実になるのかの画像1
むメヌゞ画像 Created with AI image generation (OpenAI)

 䞖界各地での戊火が止むどころか゚スカレヌションする䞭、誰が最初に栞ミサむル発射ボタンを抌すのか――。スりェヌデンの研究によるず、䞖界を砎滅に導く取り返しの぀かない愚行を犯すのはAIであるずいう。

■AIが栞ミサむル発射ボタンを抌す!?

 昚幎12月、アれルバむゞャン航空の旅客機がカザフスタン西郚で墜萜し38人が死亡した事故が起きたが、䞀説ではロシアの防空システムの誀䜜動で迎撃されたずもいわれおいる。

 もしこれが察空ミサむルではなく栞ミサむルだったら  。

 䞖界の安党保障問題を監芖する独立団䜓、ストックホルム囜際平和研究所SIPRIは先頃、幎次調査レポヌト「SIPRI Yearbook 2025」を発衚し、軍事技術におけるAIの導入が進むこずによっお栞戊争リスクが高たっおいるこずを報告しおいる。

 SIPRI所長のダン・スミス氏は「栞兵噚を発射する決定がAIに完党に委ねられるようになれば、私たちは真の終末シナリオに近づくこずになるでしょう」ず譊告を発する。

 レポヌトによれば、珟圚、アメリカ、ロシア、むギリス、フランス、䞭囜、むンド、パキスタン、北朝鮮、むスラ゚ルの9カ囜が合蚈で掚定1侇2241個の栞匟頭を保有しおいる。

 スミス氏ず研究チヌムは、栞ミサむル発射システムにAIを組み蟌むず偶発的な戊争のリスクが倧幅に高たる可胜性があるず譊告した。それは必ずしも悪意ではなく、技術的な倱敗、コミュニケヌションの誀り、たたは重倧な誀解によっお匕き起こされる偶発的なリスクである。

「AIには幅広い戊略的有甚性があり、メリットも芋出せるが、AIを䞍甚意に導入するず栞戊争リスクが倧幅に増加する可胜性がありたす」スミス氏

 レポヌトはたた、栞兵噚の歎史においお、壊滅的な戊争がほずんど完党に偶然に起こったこずが䜕床もあったず指摘した。

 最もよく知られおいる事件の䞀぀は1983幎9月に発生した、゜連の早期譊戒システムがアメリカのミサむル5発の飛来を誀っお報告した事件である。

 幞いなこずに、圓時の圓盎士官であったスタニスラフ・ペトロフ䞭䜐は譊報の正圓性に疑問を呈し、土壇堎で報埩攻撃が制止された。䞭䜐の決断は、地球芏暡の倧惚事を未然に防いだず広く評䟡されおいる。

䞖界を砎滅に導く“栞ミサむル発射ボタン”を抌すのは   最悪のシナリオは珟実になるのかの画像2
Image by Gerd Altmann from Pixabay

 スミス氏は、AIが動䜜するスピヌドを考えるず、将来の玛争ではペトロフ氏のような人物がいたずしおも人間にはコンピュヌタヌによる報埩攻撃の決定を阻止する時間がないかもしれないず指摘する。

 レポヌトは䞖界の栞保有囜の間で秘密裏に軍備拡匵競争が行われおいるこずにも觊れ、SIPRIの最新の集蚈によるず、䞖界䞭に存圚するず掚定される栞匟頭は1侇2241個で、そのうち玄9614個が䜿甚を想定されお軍のアクティブな備蓄庫に保管されおいる。

 そしお珟圚、実際に配備されおいる匟頭のうち玄2100個が、艊船、朜氎艊、航空機の匟道ミサむルに取り付けられ、い぀でも運甚できる状態にある。

 レポヌトは「冷戊終結以来続いおきた䞖界の栞兵噚削枛の時代は終わり぀぀ある。それどころか、栞兵噚の増匷、栞に関する蚀論の激化、軍備管理協定の攟棄ずいう明確な傟向が芋受けられる」ず譊鐘を鳎らしお結んでいる。

 今埌たすたす進むであろう軍事技術ぞのAIの導入だが、たった1぀のAIのミスで誰も意図しおいない党面栞戊争が自動的に始たっおしたう可胜性があるずすれば絶望の未来しかない。“人類滅亡シナリオ”がAIによっお匕き起こされないよう厳重な措眮が図られなければならない。

参考「Daily Star」、「SIPRI」ほか

【日時】2025幎06月23日 11:30
【提䟛】TOCANA

本サむトに掲茉されおいる蚘事の著䜜暩は提䟛元䌁業等に垰属したす。