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9年ぶり3回目の宇宙飛行 野口聡一さん 2019年宇宙ステーションへ

日本人宇宙飛行士、野口聡一さんが2019年に3回目の宇宙飛行に挑戦することが決まった。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が7日正式に発表した。

野口宇宙飛行士は1965年神奈川県横浜市生まれ。

東京大学大学院修士課程を終了後、1991年に石川島播磨重工業の航空宇宙事業本部に所属し、ジェットエンジンの設計や性能試験の業務を担当。

1996年に当時の宇宙開発事業団(現JAXA)が募集していた宇宙飛行士候補に選ばれたあとに、米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士訓練コースに参加し、2年後には国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の開発支援業務に従事する「ミッションスペシャリスト」として認定される。

2005年にはスペースシャトル「ディスカバリー号」のミッションに参加。

1999年から始まった国際宇宙ステーション(ISS)の組み立て作業に従事し、20時間以上に及ぶ船外活動を指揮した。

2009年12月から翌年6月にかけては、日本人初のフライトエンジニアとして、ロシアのソユーズ宇宙船でISSに飛行し、161日間滞在した。

この滞在中には、山崎直子宇宙飛行士も到着し、日本人宇宙飛行士ふたりが初めてISSに同時滞在する記録をたてた。

ほぼ10年ぶりの挑戦となる今回の任務は、再来年の終わりごろから約半年間の滞在で、ISSへは、米国の民間宇宙企業が開発中の新型有人宇宙船に搭乗する予定があるという。

野口さんはこうした状況を受けて「複数の機体の訓練に対応することが求められるなか、有人宇宙飛行の歴史における大きな転換点に立ち会うことになり大変に光栄です。スペースシャトル再開ミッションへの貢献、そしてJAXA初のソユーズ宇宙船搭乗という過去2回の飛行経験を生かし、今回のミッションに挑みたいと思います」とコメントしている。

来月には、金井宣茂さんが長期滞在ミッションへ出発する。

ハザードラボではこれからも日本人宇宙飛行士の活躍を応援していく。

※初出時に野口さんのお名前を「聡一郎」さんと誤って記載していました。訂正してお詫び申し上げます。
【日時】2017年11月07日 15:03
【提供】ハザードラボ

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