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マカオ司法警察局がカジノ運営企業従業員対象の防犯ワークショップの開催継続

 マカオ司法警察局は9月14日、同月6日にカジノ運営企業の従業員を対象とした防犯ワークショップをサンズチャイナ社と合同開催したと発表。

 同局では、カジノ業界とのコミュニケーション及び協力強化を通じ、共同でカジノ及びカジノ周辺における犯罪抑止と撲滅につなげたい考えで、今回のワークショップはカジノ運営企業従業員のモラル、カジノ関連犯罪への対応力の向上を目的に開催したとのこと。

 サンズチャイナ社はマカオ政府とカジノ経営コンセッションを結ぶ6陣営の一角で、マカオで5つの統合型リゾート施設(マカオ半島新口岸地区でサンズ、コタイ地区でヴェネチアン、プラザ、パリジャン、ロンドナー)を運営している。

 今回のワークショップには、司法警察局のゲーミング(カジノ)、技術、薬物犯罪調査、人身侵犯犯罪調査、詐欺対策協調センターから刑事13人が講師役などとして、サンズチャイナ社側は警備、サーベイランス、ゲーミングテーブル、財務、マーケティング、IT、人事、ホテルオペレーションなど複数の部門から42人が参加したとのこと。

マカオ司法警察局とサンズチャイナ社が合同開催した防犯ワークショップの様子(写真:マカオ司法警察局)

 ワークショップでは、まず座学で犯罪捜査経験豊富な講師から近年の違法両替に従事する者らが絡む犯罪の概況についての説明、また電話詐欺、新手のブラッシング詐欺、ロマンス詐欺・恋愛詐欺、ドメスティックバイオレンス等の犯罪手法及び刑法知識、予防法の解説のほか、鑑識技法と突発的な事態が発生した際の対処法、薬物の種類の解説と吸引具を発見した際の正確な処理方法などついてのレクチャーが行われ、その後は小グループに分かれて座談会形式で刑事と参加者が仕事や生活の中で遭遇する治安問題やその対応についての情報共有がなされ、参加者個々人の防犯意識と能力の向上を図ったという。

 同局では、2017年からカジノ運営企業と合同で防犯ワークショップの開催を継続しており、今後もカジノ業界と連携及び協力を密にし、適宜カジノ及び周辺エリアにおける最新の治安情勢の把握し、適宜柔軟に対処策を講じることで、ゲーミング関連犯罪の抑止と撲滅を図るとした。

マカオ司法警察局とサンズチャイナ社が合同開催した防犯ワークショップの様子(写真:マカオ司法警察局)


【日時】2023年09月07日 14:39
【提供】マカオ新聞

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