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アメリカ·ミネソタ州にいるメインクーン種の家猫が、長い尻尾で世界一と認定された。パグズリーという名のその雄猫は、年齢2才、毛色はシルバー系。メインクーン種は大型猫なので尻尾も長いのだが、パグズリー君の尻尾はその中でも群を抜く46.99cmという長さ。

獣医が驚いた尻尾の長さ

ミネソタ州マウンド市に住む飼い主のアマンダ·キャメロンさんによれば、パグズリーの尻尾は、以前から周囲の人たちを驚かせていたそうだ。多くの猫を見慣れているはずの獣医もそのうちの一人。

「パグズリーを初めて動物病院に連れて行った時のことです」とアマンダさんは話す。「診察室に入って来た獣医さんは開口一番、『とっても長い尻尾だね』と言いました。その時私は尻尾をまじまじと見て、『まあ、長いと言えば長いなぁ』と思った程度でした」

飼い主はあまり気にかけていない尻尾の長さだったが、6ヶ月後に再び診察に行くと、その獣医さんはまた同じことを話題にした。それをアマンダさんが家族に話すと、子供たちがギネス記録を検索したという。そして分かったのは、パグズリーの尻尾はすでに世界記録を破っていた」ということだった。

飼い主でさえ、つい踏んでしまう

46.99cmという尻尾の長さの猫を飼うと、どういうことになるか？　アマンダさんはこんな例を挙げる。

「エサをあげる時、パグズリーは尻尾を垂直に立てるのですが、それが私の顔まで来るのです」

「キッチンで料理している間、パグズリーはいつもタイルの床のど真ん中に寝そべっています。うちには猫が全部で4匹いて、寝そべった猫の尻尾がだいたいどこにあるかは見当がつき、踏まないようにすることができるのですが、パグズリーだけは例外なんです……だって、普通尻尾があるべき場所よりも、さらに1フィート（約30cm)かそれ以上先まで尻尾があるんですから」

メインクーン種の猫は5、6年で成猫になる。現在2才のパグズリーはまだまだ成長過程。尻尾がさらに長くなる可能性もある。

（了）

【日時】2025年04月02日 07:05
【提供】Switch News

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