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NO.10956209
H3ロケット
H3はLE9開発のほか、さまざまな工夫で合理化を追究した。各種の部品は極力、宇宙専用ではなく自動車などの民生用を採用。近い将来には、LE9に3Dプリンターで作った部品を組み込む。また、H2Aのブースターはイプシロンの1段と共通仕様だが、H3でも開発中の後継機「イプシロンS」と共通にする。

 機体の自動点検などにより、発射台の至近にあった管制室を約3キロ離れた場所に置けるようにした。現在の100~150人の作業要員は30~40人に削減できるという。生産ラインも効率化。受注から短期間で打ち上げられるようにし、また打ち上げの所要間隔もH2Aの2カ月弱から、1カ月程度に縮めるという。

 一連の取り組みを通じ、H2Aの基本型で約100億円とされる打ち上げ費用を、H3のブースターなしのタイプで半減の約50億円にする。なお、H3の打ち上げが始まっても、H2Aは2024年度まで併存する計画だ。
[ 匿名さん ]