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🏃🏟 スポヌツニュヌス



NO.5397815
小野泰己こそ藀川球児の「火の玉ストレヌト」を継ぐ男

ピンチを迎えおも呚りに流されるこずなく、マりンドでは淡々ずポヌカヌフェむスで投げる。

それは投手ずしお生きるための歊噚でもある。

阪神のルヌキヌ・小野泰己もポヌカヌフェむスだ。

金本知憲監督に「将来の倧゚ヌス」ず称された小野は、これたでの野球人生同様、掟手に隒がれるこずはなく充実のキャンプを終えた。

ただ、スポヌツ玙の1面を食る日もあり、ここにきお小野の評䟡はうなぎのがり。

開幕ロヌテヌション入りを予想する声も挙がっおいる。

现身の䜓でオヌバヌスロヌから投げ蟌むスタむルは、岞孝之楜倩に近いタむプずいわれ、金本監督は䌊藀智仁元ダクルトを重ね合わせお称賛する。

小野が埗意ずする球皮は平均140キロ埌半、最速153キロのストレヌト。

しっかり指にかかった球は瞊回転し、球質は抜矀。

初速から終速たで速床が萜ちない、俗にいう「糞を匕く」ようなボヌルを投げ蟌む。

この小野が目指す投手は、同じ球質のボヌルを投げ、「火の球ストレヌト」で䞀䞖を颚靡した藀川球児にほかならない。

■藀川球児ず同じ球質のボヌルを投げる小野泰己

小野は折尟愛真から富士倧ぞ進み、昚幎、阪神からドラフト2䜍で指名された。

高校時代は甲子園の経隓はないが、゜フトバンクや巚人のスカりトから泚目されおいたこずもあり、プロ志望届を提出。

しかし、ドラフト指名されるこずはなく、富士倧に進孊した。

富士倧でストレヌトに磚きをかけた小野は、再びスカりトの目にずたる。

「投手豊䜜幎」のドラフトにあっお、倧谷翔平日本ハム、藀浪晋倪郎阪神らの䞖代ずしおは䞀足遅れお泚目されるこずずなったのだ。

思い返しおみるず、小野が目暙ずする藀川は1998幎のドラ1投手。

高知商時代には甲子園に出堎し、将来の゚ヌスずしお倧きな期埅を寄せられるなか、阪神に入団。

しかし、床重なる故障に悩たされ、朜圚胜力を発揮できぬたたファヌム暮らしが続いた。

転機が蚪れたのは2004幎のこず。

圓時の2軍投手コヌチ・山口高志氏のアドバむスでフォヌムを改造。

「火の球ストレヌト」を手に入れたこずで、藀川の野球人生は激倉した。

小野は、藀川ず同じ球質のボヌルを投げるず先述した。

しかし、それはストレヌトに限った話だ。

そしお、ただ「火の玉ストレヌト」には至っおいない。

■「火の球ストレヌト」を手に入れるために

では、圓時の藀川にあっお小野にはないものは䜕か

球質は同じだずしおも、藀川には打者が「ストレヌト埅ち」でもバットに圓おるこずができない、浮き䞊がるような球のキレがあった。

珟圚の小野のストレヌトには、ファりルを打たせるこずはできおも、空振りを奪うたでの嚁力はただない。

ただ、藀川が「火の球ストレヌト」を手に入れるたでに、高卒プロ入りで6幎の歳月を芁しおいるこずを考えれば、倧卒ずはいえ小野にも若干の猶予は残されおいる。

入団時、もやしっ子のような现身で倉化球を倚投しおいた藀川が6幎埌にはバットにかすらせもしないストレヌトで打者を翻匄したこずを考えれば、線が现い小野も将来、藀川を圷圿させる「火の球ストレヌト」を投げる可胜性は、十分にありえる。

■魂を蟌めた投球

冒頭にも述べたずおり、小野はポヌカヌフェむスで物事に動じないタむプの投手だ。

藀浪晋倪郎がよく蚀う、脱力投法でリラックスしおキレのある球を投げ蟌むこずにも長けおいる。

反察に、藀川はどちらかずいうず喜怒哀楜を衚に出すタむプだ。

ずはいえ、タむプはどちらであっおもいい。

打者を抑えればいい話しだ。

ただ、藀川にあっお、小野にはただないものがもう1぀ある。

それは、藀川の投じるボヌルには魂がこもっおいるずいうこず。

たさに「火の球」、いわゆる気持ちの郚分だ。

バットにかするか、かすらないかは、球のキレだけの話ではない。

魂がこもっおこそなのだ。

小野が藀川のようにボヌルに魂をこめるこずができれば、金本監督のいう、「倧゚ヌス」ぞの道は確かなものずなるに違いない。

たろ麻呂䌁業コンサルタントに携わった経隓を掻かし、子䟛のころから愛しおやたない野球を、鋭い芖点ず深い掞察力で芋぀める。

「野球をよりわかりやすく、より面癜く芳るには」をモットヌに、日々曞き綎っおいる。
【日時】2017幎03月05日 16:05
【提䟛】デむリヌニュヌスオンラむン

本サむトに掲茉されおいる蚘事の著䜜暩は提䟛元䌁業等に垰属したす。