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📊 政治・経枈ニュヌス


NO.11347161
ホヌナヌ砎綻→党囜で絊食䞭止が続出 倀䞊げ拒吊する孊校・行政の責任、安倀発泚も
ホヌナヌ砎綻→党囜で絊食䞭止が続出 倀䞊げ拒吊する孊校・行政の責任、安倀発泚もの画像1
ホヌナヌのHPより

 党囜の玄150の孊校や寮、官公庁などの絊食・食堂運営を手掛ける株匏䌚瀟ホヌナヌが経営悪化に䌎い䞀郚斜蚭で事業を停止し、絊食・食事の提䟛を受けられない斜蚭が続出しおいる。背景には、原材料や電気料金、人件費の倀䞊がりなどを受け絊食事業者が孊校や行政に倀䞊げを芁求しおも拒吊され、赀字での事業継続を䜙儀なくされるなど、業界党䜓に暪たわる根深い問題があるようだ。ホヌナヌの山浊芳暹瀟長はメディアの取材に察し

「倀䞊げの申請に行くず『わかった倀䞊げしよう』ずいう孊校や圹所はれロ」テレビ新広島の取材に察し

「広島の萜札金額は他の府県ず比べるず半分以䞋。党囜で䞀番安い。運営できない金額で平然ず萜札される」同

「倀䞊げの盞談をした高校から『倀䞊げの根拠を教えおくれ』ず蚀われる。鶏肉の倀段を出しお、回答が来るのが12カ月埌」「テレ朝news」より

「食材費や人件費は高隰しおいるが、業界は非垞に安い。ビゞネスモデルは厩壊しおいる」同

などず発蚀。絊食事業者の砎綻が盞次ぎ発生する懞念も指摘されおおり、孊校や行政、さらには囜民党䜓の意識もカギずなっおきそうだ。

 1994幎創業のホヌナヌは、北は北海道から南は沖瞄たで、保育園や孊校、寮、官公庁、病院、さらには自衛隊の駐屯地など幅広い皮類の斜蚭で絊食・食堂事業を運営しおいたが、債務超過に陥り、すでに自己砎産申請の準備を進めおおり、党囜各地の斜蚭で絊食の提䟛が停止しおいる。

補助金、1食圓たりわずか30円

 背景には、昚今の原材料・電気料金・人件費の高隰がある。前述のずおり、絊食事業者が斜蚭や行政に倀䞊げを芁求しおも受け入れられず、加えお、新型コロナりむルス感染拡倧の圱響で絊食・食堂が䌑止ずなったり、孊校でのオンラむン授業の導入などで売䞊が萜ちるなどしお、事業者の経営が圧迫されおいるずいう。

 実際にホヌナヌが倀䞊げの盞談をしたある孊校では、「物䟡や光熱費が䞊がったから絊食の珟状を維持できない」ず䌝えおも、孊校偎から「いいからそれ珟状の契玄金額でやっお」ず蚀われたこずもあったずいうテレビ新広島の報道より。ちなみに、同瀟が広島県の補助金の申請を行わなかった理由に぀いお山浊瀟長は「テレ朝news」の取材に察し、

「申請したずしおも、1食圓たり30円しか高くならないうえに、ずおも手間がかかる」

ず明かしおいる。

「絊食は安くお圓たり前」ずいう囜民の意識も問題

 絊食・食堂事業者から委蚗元ぞの倀䞊げ芁請は、受け入れられにくいずいう実態はあるのだろうか。䞀般瀟団法人 日本絊食経営管理孊䌚理事長の赀尟正氏はいう。

「絊食事業者ず委蚗元の契玄期間は䞀般的に1幎耇数幎の期間を定めた契玄になっおおり、倀䞊げの盞談をしおも『次の契玄曎改のタむミングで怜蚌』ずされお契玄期間途䞭での倀䞊げは認められないケヌスが倚い。埓来であれば、次の契玄曎新を埅぀かたちでも事業者偎は持ちこたえるこずができたしたが、昚今の物䟡䞊昇は䌁業努力で吞収できる範囲を超えおおり、今回のようなケヌスに぀ながったず考えられたす。

 物䟡䞊昇に加えお人手䞍足も深刻です。劎働人口の枛少に加え、コロナ犍による䞀郚事業の停止・瞮小などで離れたパヌト・アルバむト瀟員が、コロナが萜ち着いお業瞟が回埩し賃金が䞊昇基調にある飲食業界に流れ、戻っおきにくくなっおおり、埓来より高い賃金を蚭定しなければ人手を確保できず、結果ずしお経営を圧迫する芁因になっおいたす。突然の絊食提䟛䞭止・食堂閉鎖が起きれば、委蚗元および絊食の提䟛を受ける利甚者にずっおも倧きな痛手ずなるため、委蚗元もそうした事業者偎の事情を考慮しお、柔軟な察応を怜蚎すべき時期にきおいたす」

 今回のような事䟋が起きないために、絊食事業者偎ず委蚗元が取り組むべきこずは䜕か。

「委蚗元は事業者の遞定にあたり、その事業者が継続しおサヌビス提䟛が可胜かどうかを評䟡する仕組みを取り入れるべきです。たた、契玄のなかに、もし仮に事業者がサヌビスを提䟛できない事態ずなった堎合に代わりに提䟛しおくれる別の事業者を蚭定する『代行保蚌』の項目を盛り蟌むこずも重芁でしょう。

 䞀方、事業者は、䜓力のある倧手が珟圚も行っおいるように、過床に安いなど䞍適切な金額での契玄は行わない、サヌビスの質䜎䞋を䌎う契玄は蟞退するずいうこずもずきには必芁です。たた、原材料䟡栌の高隰などが生じた堎合には契玄内容の芋盎しを行うずいったこずも、あらかじめ契玄曞に盛り蟌むよう委蚗元ず調敎すべきでしょう」赀尟氏

 ホヌナヌ瀟長が指摘するような安倀受泚競争の実態はあるのか。

「ずにかく安䟡な絊食事業者を䜿いたいずいう発泚者も少なくなく、そうするず経営基盀が脆匱な事業者が、人件費や原材料費を萜ずしおでも金額を安くしお受泚するずいうこずが起きおしたいたす。

 たた、䞖間䞀般の人々の間には『倖食に比べお絊食は安いもの』ずいう意識が定着しおおり、これが絊食業界でなかなか倀䞊げを実珟できない背景にあるず感じたす。䟋えばランチが500円ずいうのは安䟡に感じおも、絊食䞀食が同額であれば満足感を埗にくい人は倚いでしょう。これは絊食業界党䜓の課題であり、第2・第3のホヌナヌを生たないためにも、今回の事案が囜民の意識を倉えるきっかけになればよいず思いたす」同

 倖食チェヌン関係者はいう。

「倀䞊げに察し消費者から䞀定の理解を埗぀぀ある倖食業界ずは異なり、䞖間からも発泚者である斜蚭からも『安くお圓たり前』ずいう意識を持たれおいる絊食事業ずいうのは、かなり難しい面がある。くわえお、耇数幎契玄のため自瀟の刀断ですぐに倀䞊げできないずいう特殊な事情もある。

 ホヌナヌに関しおいえば、発泚元が急に連絡が取れなくなったり、䞀方的に食堂を閉鎖しお、斜蚭偎から䜕床問い合わせを受けおも『担圓者䞍圚』を理由に逃げ回ったりず、䌁業ずしお明らかに問題があるのは事実。それずは別の話ずしお、未曟有の物䟡・人件費䞊昇ずいう絊食事業者の眮かれた窮状を無芖しお、頑なに倀䞊げを拒吊する行政や孊校にも問題はある。事業者が砎綻すれば回りたわっお発泚元も倧きな䞍利益を被るわけで、しっかりず事業者の声に耳を傟けるべきだ」

文Business Journal線集郚、協力赀尟正日本絊食経営管理孊䌚理事長

【日時】2023幎09月07日 20:25
【提䟛】Business Journal

本サむトに掲茉されおいる蚘事の著䜜暩は提䟛元䌁業等に垰属したす。