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ファスナー大手のYKKが、産業資材向けにファスナーの開閉を遠隔操作できる「自走式ファスナー」を開発している。
これまで膜構造や大型テントなどのファスナーの開閉は、過酷な高所作業になるため熟練の作業者が行い、時間もかかっていた。
実証実験には膜構造建築大手の太陽工業が協力した。実証試験で得た知見を生かし、実用化を目指す。
「自走式ファスナー」には、大型のファスナーに歯車とモーターを内蔵した自走ユニットをファスナーに後付けし、有線のコントローラー操作でファスナー開閉を行った。
実証試験は太陽工業の枚方工場(大阪)で実施。40〜50秒でファスナーを接合できたという。
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