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■国民民主党からハシゴを外されたことによる“同情票”
参院選(7月20日投開票)が7月3日公示され、連日の猛暑のなか候補者たちが声を上げている。
「今の国会では、政党の壁で一人ひとりの意見が遮断されている。これをちゃんと訴えていきたい。無所属の私だからできます!」
そう声を張り上げたのは、国民民主党から公認を取り消されて無所属として東京選挙区から立候補した山尾志桜里氏(50)だ。同氏は参院選公示2日前の7月1日に立候補を表明し、驚きをもって伝えられた。
衆院議員時代の彼女の選挙区は愛知7区。東京選挙区からの出馬は文字どおり「地盤・看板・かばん」ナシの戦いとなる。山尾氏を知る人物が立候補の裏側について語る。
「国民民主から公認内定が出た時点で、完全に戦闘モードに入...
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