-
石破茂首相(自民党総裁)は9日、参院選長崎選挙区に立候補した自民現職、古賀友一郎候補(57)の応援のため長崎県入りし、諫早市内で演説した。米国との関税交渉などに言及し、「アメリカと協調しながら日本の国益は断固として守り抜く」と訴えた。
石破首相の長崎県入りは就任後初めて。同日午後、同市宇都町の諫早文化会館で、人口減少、安全保障、物価高対策などについて約20分間演説。諫早が県内の米どころであることに触れ「付加価値を上げる農業をやっていかなければならない」と強調。「コストを下げ、合理化し、スマート化を進め輸出のために努力をした(あるいは)棚田で頑張ってコメを作っている人に対してふさわしい支援をする」と述べ、コメの増産体制にかじを切ることも明言した。
経済政策に...
-
|