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ロヌ゜ン快進撃が止たらず、5幎間の倧改革が奏功 既存店売䞊高の増加率が業界ダントツ1䜍
ロヌ゜ン快進撃が止たらず、5幎間の倧改革が奏功 既存店売䞊高の増加率が業界ダントツ1䜍の画像1
ロヌ゜ン

●この蚘事のポむント
・ロヌ゜ンの業瞟が奜調。25幎2月期の営業収益、玔利益ずもに過去最高
・20幎に立ち䞊げた「ロヌ゜ングルヌプ倧倉革実行委員䌚」で進めおきた改革の効果
・5幎ぶりにPBを刷新、「3぀星ロヌ゜ン」のブランド名に統䞀

 ロヌ゜ンの業瞟が奜調だ。2025幎2月期の営業収益売䞊高に盞圓は1兆1707億円、玔利益は599億円でずもに過去最高。その勢いは既存店売䞊高の増枛率前幎同月比、カヌド・チケットの圱響を陀くにも衚れおおり、6月は7.7であり、競合他瀟のファミリヌマヌト玄2.7、セブン-むレブン2.0を倧きく䞊回る。その背景には、ロヌ゜ンが数幎前から進めおいる、商品や店舗の売り堎づくり、収益力向䞊などに関する倚面的な改革が存圚する。その改革の舞台裏に぀いお、ロヌ゜ンぞの取材を亀えお远っおみたい。

●目次

次䞖代発泚システム「AI.CO」を党店に導入 ロヌ゜ングルヌプ倧倉革実行委員䌚 地域共生コンビニの取り組み

次䞖代発泚システム「AI.CO」を党店に導入

 ロヌ゜ンの業瞟䌞長の理由に぀いお、同瀟は次のように説明する。

「2020幎に立ち䞊げた『ロヌ゜ングルヌプ倧倉革実行委員䌚』で進めおきた商品の刷新や店舗の品揃え・接客などQSCの培底、デリバリヌサヌビス導入店の拡倧などの改革、『ハピろヌ』の販促効果が出おおりたす。22幎床から『地域密着×個客・個店䞻矩』を戊略コンセプトに掲げ、よりお客様に近い珟堎で、顧客䟡倀の創造を培底远求する䜓制を匷化。先行゚リアずしお『北海道カンパニヌ』『近畿カンパニヌ』を新蚭しお゚リアの特性を把握し、お客様・マチの倉化に玠早く察応しお地域密着を目指す圢ずしたした。23幎床からはカンパニヌ制を党囜に拡倧し、『地域密着×個客・個店䞻矩』のさらなる掚進を行っおおりたす。カンパニヌ制により、意思決定スピヌドが高たり、これたで以䞊に地域に根差した商品開発や出店などが進んだこずも奏功したした。

 商品に぀いおは、『定番商品』ず『チャレンゞ商品』の2軞で商品開発を実斜。お客様の日垞䜿いのニヌズに応え、売り䞊げのベヌスずなる定番商品では、22幎床から䞀郚の定番商品に察しお、お客様による詊食調査を実斜し、その結果をもずに発売の刀断や商品改良を行っおいたす。お客様の倉化に察応し、差別化による新芏顧客獲埗を狙うチャレンゞ商品では、人気の匁圓がおにぎりになっお手軜に食べられる『具おにぎり』シリヌズなど、タむパ食べ応えある商品を発売し、ご奜評いただきたした。たた、時間をかけずに野菜もお肉もバランスよく食べたいずいった声にお応えする『振っおおいしいパスタサラダ』に぀いおは、発売から玄4週間で300䞇個突砎する人気商品ずなりたした。

 店内厚房で調理した『たちかど厚房』に぀いおは、春には『おりたた』、倏には『おろし』など、季節に合わせた商品を発売し、季節感ある売堎を挔出するこずができたした。ナニヌクさが話題ずなった商品も倚数発売しおおりたす。䟋えば、24幎11月に発売した『飲むマペ』は商品担圓者が『マペネヌズ奜きの方が倚いこずに着目しお、飲めるマペネヌズを䜜りたい』ずいった発想で開発した商品です。さたざたなご意芋がありたしたが、倚くの方に面癜いず楜しんでいただけたした。24幎10月に発売した具無しカップ麺『スヌプ激うたシリヌズ』は、具材をなくすこずで、その分、スヌプにこだわった商品です。物䟡高のなかで䟡栌を抑えおご満足いただける商品を提䟛したいずの想いで商品担圓者が考えたした。カップ麺に具材は圓然必芁だろうずいう固定抂念を取っ払っお、お客様が䜕を求めおいるかを考えた結果、このように尖った商品が誕生したした。その発想の面癜さも奜評に぀ながったず感じおいたす。

 デリバリヌサヌビスにおいおは、24幎4月から店頭圚庫の有無がお客様のアプリ䞊で確認できるよう機胜を改善したうえで、取扱商品数を玄700品から玄3,200品に拡倧。導入店舗数は党囜47郜道府県で玄7,400店舗ずなりたした25幎2月末時点。24幎7月には次䞖代発泚システム『AI.COAI Customized Order』を党店に導入し、品揃え・発泚数・倀匕きの掚奚がさらに適正化され、売䞊・利益の拡倧に貢献しおいたす。

 いずれの斜策においおも、お客様ず盎に接しおいただいおいるオヌナヌさんクルヌさんに店舗で具珟化いただけたからこその結果ず考えおおりたす」ロヌ゜ン

ロヌ゜ングルヌプ倧倉革実行委員䌚

 前述の「ロヌ゜ングルヌプ倧倉革実行委員䌚」では、具䜓的にどのような改革に取り組んできたのか。

「『ロヌ゜ングルヌプ倧倉革実行委員䌚』は新型コロナりむルス感染症により、お客様や瀟䌚の䟡倀芳が倧きく倉化したこずにいち早く察応しおいくため、『商品』『店舗改装』『売堎䜜り』『マヌケティング』『SDGs』『デヌタ掻甚』『収益力向䞊』『ブランディング』などに取り組む12のプロゞェクトを立ち䞊げたした随時アップデヌトを行っおおり、25幎床に぀いおは14のプロゞェクトを実斜䞭。

『商品面』では『たちかど厚房』導入店舗の拡倧や無印良品の党囜展開、『売堎䜜り』では冷凍食品売り堎の拡倧や揚げ物商品のセルフ販売などを実斜。『収益力向䞊』ではAIを掻甚した次䞖代発泚システム『AI.CO』を24幎7月には党店に導入。品揃え・発泚数など発泚にかかわる業務の掚奚に加えお、倀匕きの掚奚をする機胜も実装されおおり、オペレヌションの削枛や利益向䞊に぀ながっおいたす。実際に䜿甚しおいる加盟店からはオペレヌションが改善され、店舗運営が効率的になったずいう声が倚く寄せられおいたす。たた、サステナブルな食の埪環を目指し、冷凍おにぎりの販売に぀いおも拡倧しおおりたす。

 商品事䟋ずしおは、冷凍商品の匷化ずしお21幎床に冷凍スむヌツや冷凍刺身を発売。これたでストック需芁の高かった冷凍食品が即食甚ずしおも遞ばれる䞀品ずなりたした。24幎床の具䜓的な商品事䟋では、新機軞のスむヌツ『ふわ濃チヌズケヌキ』や『ご耒矎スティックケヌキ』などがご奜評いただきたした」ロヌ゜ン

地域共生コンビニの取り組み

 今幎床に展開を蚈画しおいる“チャレンゞ”に぀いおも聞いた。

「今幎は1975幎6月14日に倧阪府豊䞭垂にロヌ゜ン1号店の桜塚店がオヌプンしお50呚幎を迎えたした。これからの50幎は圧倒的な成長を実珟しお、少子高霢化・人口枛・灜害察策など日本が抱えるさたざたな瀟䌚課題の解決にチャレンゞしおいきたいず考えおおりたす。今幎、6月3日がロヌ゜ンの日に認定されたした。この日を皮切りにお客様、マチ、地球すべおをハッピヌにしおいく『マチのハッピヌ倧䜜戊』を開始したした。6月に実斜のさらにパワヌアップした『盛りすぎチャレンゞ』や、蚘念商品の発売をはじめずしたプロモヌションに加え、未来のコンビニのお披露目や新たな環境察策斜策等、サステナブルな瀟䌚を構築するための取り組みにもチャレンゞしおたいりたす。

 8月には食品ロス削枛ず寄付によっおサステナブルな『食』の埪環を築く『FOOD GOOD SMILE』を開始したす。倀匕きシヌルが貌っおあるおにぎりを買うず1個圓たり1円が食を提䟛する犏祉斜蚭法人ぞ食材費ずしお寄付される取り組みです。コンビニの日配商品はほずんどが即食需芁であり、賞味期限の迫ったお倀匕き品をお埗に買っおいただくこずで、食品ロスの削枛に぀ながるこずを広くお䌝えしおいきたいです。デリバリヌでは、導入店舗数を8,200店舗たで拡倧予定であり、あわせおゎヌストレストランを1,400店舗に拡倧しおいきたす。

 地域共生コンビニに぀いお、昚幎床に続き、誰もが䟿利に楜しくお買物を続けるこずができる買い堎の維持を目指し、地元䌁業や地域の皆さたず連携した“地域共生コンビニ”の出店を進めおいきたす25幎6月の出店事䟋ロヌ゜ン道志店 その他の出店事䟋ロヌ゜ン マルショク長浜店、ロヌ゜ン韍神村西店、ロヌ゜ン由利本荘鳥海町店」ロヌ゜ン

 プラむベヌトブランドPBの刷新も進める。

「刷新前のPBの玄95にあたる商品を10月たでに順次、『3぀星ロヌ゜ン』のブランド名に統䞀したす。PBの刷新は2020幎以来5幎ぶりずなりたす。『3぀星ロヌ゜ン』では、ロヌ゜ンが宣蚀しおいる“3぀の玄束”を指針ずしお、商品のリニュヌアルを行っおいきたす。

 1.圧倒的な矎味しさ
  お客様の声を具珟化するこずを第䞀に、商品開発プロセスを倉曎

 2.人ぞの優しさ
  お客様の関心が高い添加物に぀いお独自の䜿甚基準を蚭ける

 3.地球マチぞの優しさ
  25幎床䞭に容噚包装における環境配慮玠材を䜿甚する商品の比率を80たで拡倧

 たた、近幎の『タむパ』を重芖するトレンドのなかでお買い物に時間をかけたくないずいう意識が高たっおいるこずから、『わかりやすい』を意識し、商品名は芋やすい倧きさず濃さの文字に倉曎。パッケヌゞカラヌは商品に合わせた識別しやすい色を䜿甚。アレルゲン衚瀺蚘茉に関しおは、パッケヌゞ前面での蚘茉に倉曎したす」ロヌ゜ン

文BUSINESS JOURNAL線集郚

【日時】2025幎08月09日 06:00
【提䟛】Business Journal

本サむトに掲茉されおいる蚘事の著䜜暩は提䟛元䌁業等に垰属したす。