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NO.12591161
織物でめぐる䌝統文化倧阪䞇博・比パビリオン


倧阪府倧阪垂の倢掲で幎日本囜際博芧䌚倧阪・関西䞇博が月13日に開幕した。同日にオヌプンしたフィリピンパビリオンは、籐トり、東南アゞアに広く分垃するダシ科の怍物现工を暡した倖芳で、比党囜の䌝統織物のタペストリヌが散りばめられ、ひず目で「倚様な䌝統文化の誇り」を感じさせる。倜はラむトアップされ、線み目の圱が幻想的な雰囲気を挔出しおいた。
 䜵蚭されたベンチは寝転ぶのに最適なカヌブの圢状で、実際に寝そべっおく぀ろぐ人も芋られた。比の街䞭で昌寝をする比人らを思い起こさせる、のんびりした「フィリピン感」のある空間ずなっおいた。
 建物は、耇数の比人建築家による提案から、審査を経おカルロ・カルマ氏のデザむンが採甚された。資材の䞀郚には環境負荷の少ない朚材が䜿われおいるずいう。

 ▜䌝統ず技術の融合



 パビリオンのテヌマは「織物・織りなす」。スタッフもカラフルな䌝統織物を銖に巻き、来堎者を笑顔で歓迎した。
 パビリオンには、18地域の職人が玄半幎かけお制䜜した倧きな䌝統織物が展瀺され、地域玹介の動画や説明も添えられおいた。織物には山や動物、海、クリスマスの食り「パロル」など、地域を象城する暡様が織り蟌たれ、立䜓的な衚珟やプロゞェクションマッピングによる挔出で、以䞊の島が集たる比の倚様な文化ず䌝統が鮮やかに衚珟されおいる。
 来堎者の動きに反応しお映像が倉化するむンタラクティブな「ダンスチャレンゞ」スクリヌンや、人工知胜フィルタヌで顔を加工できる䜓隓コヌナヌもあり、倚くの人が楜しんでいた。
 時間おきに比文化センタヌ所属ダンサヌらが様々な䌝統舞螊を披露するほか、人数限定で比人セラピストによる比の䌝統マッサヌゞ「ヒロット」を受けられるブヌスも蚭けられおいる。
 䞇博の開催期間、パビリオン・アテンダントずしお䌚堎に出匵しおいる圚比邊人の岡本浩志さんは「子䟛だけでなく、車いすに乗った来堎者も参加型で楜したれおいる様子」ず話した。岡本さんによるず、申請や物資調達が完了でき次第、月䞭に土産物ず食べ物の販売を始める予定。トゥロン焌きバナナやりベ玫芋味のアむスクリヌム、ハロハロずいった比定番スむヌツのほか、肉を醀油や酢で煮蟌んだ代衚的な家庭料理アドボなどの軜食もメニュヌに䞊ぶずいう。

 ▜「誰もが楜しめる」



 パビリオン比人スタッフの比芳光掚進局のカレム・ミランダさんは来堎者の反応に぀いお「今のずころ倧倉良い反応をもらっおいる。誰もが歓迎されるような枩かい雰囲気で、自由に楜しめお気に入ったずいう声も倚く聞かれ、スタッフ䞀同、ずおもうれしい」ず話した。
 展瀺を通しお䌝えたいこずは「それぞれ特城が違う䌝統織物が衚すように、各地域、コミュニティが集たっお、たくさんの島から成る比ずいう囜ができおいるずいうこず。この違いがいかに玠晎らしいかずいうこず」。たた、䌝統織物ずプロゞェクションマッピングの挔出にみられる「䌝統ず珟代技術の融合」も䞀぀のテヌマで、「䟿利な技術にあふれる時代を生きながらも、䌝統や遺産を重んじお守るずいう比人の姿勢を瀺したい」ず説明した。
 パビリオンの奜きな点をミランダさんはこう語る。「どの幎霢局も楜しめる䜕かを芋぀けられるずころ。これっおすごくフィリピンだなず。どこにいおも誰でも、あなたが楜しめるものが必ずある。䞇博でもそんな堎所を提䟛しおいきたい」。

【日時】2025幎05月04日 01:00
【提䟛】たにら新聞

本サむトに掲茉されおいる蚘事の著䜜暩は提䟛元䌁業等に垰属したす。