
全国のラーメンを食べ歩くラーメンライター、井手隊長です。今回は私が7月に食べたラーメンの中で美味しかったラーメンベスト5をお届けします! 殿堂入りのお店は除外させていただき、初めて訪れたお店に限らせていただきました。美味しいお店探しの参考にしていただければと思います。それでは発表します!
第5位:濃厚ラーメン かなや(方南町)

2018年オープンの人気豚骨ラーメン店。

「得 濃厚ラーメン」を注文。太麺で大盛無料だが麺量は普通で。具はチャーシューたくさん、味玉、キクラゲ、ネギ、ノリ。麺は極太ストレート。
分厚い豚骨スープで、ニオイこそないもののコクもしっかりで旨い。どっしりとした濃度で大満足。多めのネギがシャープでいいアクセントになっている。
第4位:中華蕎麦 左とう(赤坂)

今年3月オープンの新店。新橋での間借り営業からの移転。「丿貫」出身。赤坂の一等地ながら凄く贅沢な空間の使い方で驚いた。

「牡蠣蕎麦」を注文。具はチャーシュー、芽ネギ。麺は中細ストレートの菅野製麺所製。
牡蠣の旨味が贅沢に広がるクリーミーなスープ。上品な見た目ながらしっかりガツンと牡蠣で超旨い。動物の厚みが上手くアシストしてリッチ感をプラス。お見事。
赤坂エリアの客層にもマッチした良い一杯。
第3位:弐昇 早稲田(早稲田)

今年6月オープンの新店。

「肉汁つけ 竹」を注文。松・竹・梅とあり、肉の量が違う。具はスープの中に豚肉、笹切りネギ、麺の上に豚肉、キャベツ、刻みノリ。麺は太めの自家製麺。
うどんのような麺で、スープもさらっとした清湯醤油で肉汁うどんっぽくさらっと食べられる。永遠に食べられるぐらいさっぱりと麺の喉越しよく楽しめる。
卓上の天かす、自家製ラー油、黒七味、青唐醤油のバリエーションが最高。麺にかけて食べると表情を少しずつ変えながら食べられるので最高。このチョイスはセンス抜群だ。
締めは生姜湯でつけ汁を割っていただく。これも旨い。まさにアイデア賞。
第2位:La Maison du Ramen ビスク(東十条)

2022年オープンで、女性店主さんと旦那さんのご夫婦で営むお店。“丿貫”出身。夏は冷やし専門店になり今年は6月19日から冷やしスタート。

「冷やしオマール海老ラーメン」を注文。具は低温調理チャーシュー、紫タマネギ、ブロッコリースプラウト。麺は中ストレートの三河屋製麺製。
ベースは煮干しスープで、そこにオマール海老のビスクを合わせる。見た目は上品ながら爆発的な旨味でラーメンらしい味わい。素晴らしいクオリティ。
甲殻類と煮干しの風味の相性が良く、海老感を煮干しが上手くブーストしている。キュッと締まった麺の食感も素晴らしい。

そして「冷やし牡蠣ラーメン」。トッピングと麺は同じ。こちらもベースは煮干しでそこに牡蠣を合わせている。
冷やしで動物系を使っていないのに十分な厚みを感じ、こちらも牡蠣の旨さと煮干し感が良い相乗効果を生んでいる。
冷やし一本で勝負するにふさわしいクオリティ。あっぱれな美味しさ。
第1位:3931WORKS.(春日部)

昨年12月オープンの超話題の新店。“ヨコクラストアハウス”“UNアメノオト”出身。

「昆布水つけ麺 醤油」を注文。明るい奥さんの接客が気持ち良い。旦那さんは寡黙に作り続ける。
具はつけ汁の中に豚チャーシュー、白髪ネギ、麺の方に鶏チャーシュー、ノリ、穂紫蘇、レモン。麺は極太ストレート。
まずはそのまま麺を食べ、藻塩で食べる。昆布水とのマリアージュがやっぱり最高。麺はかための仕上がり。そしてつけ汁につけて食べると旨味の相乗効果でさらに美味しさが増す。この構成はやはり凄い。醤油のキレとの相性がバツグンだ。
途中で穂紫蘇とレモンで味変も良い。爽やかさと清涼感で食欲が増進する。
問答無用で美味しい特別な一杯だ。
※こちらのランキングは筆者のYouTubeでも紹介しています。合わせてチェック!
(執筆者: 井手隊長)