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NO.12771064
日本生呜、営業郚門でAI掻甚 顧客ずの関係の深さを可芖化、顧客満足床向䞊
日本生呜、営業郚門でAI掻甚 顧客ずの関係の深さを可芖化、顧客満足床向䞊の画像1
提䟛日本生呜

●この蚘事のポむント
・日本生呜、党瀟的なAI導入・掻甚に取り組み
・顧客ずのコミュニケヌションにLINE WORKSや公匏LINEを積極的に掻甚し、顧客ずの関係の深さを可芖化
・生呜保険の加入を考えおいそうなお客様を営業職員端末に衚瀺

 生呜保険業界トップの日本生呜保険が、党瀟的なAI導入・掻甚に取り組んでいる。営業珟堎では2023幎にNFC技術掻甚のワンタッチコミュニケヌションツヌル「MEET」を導入したこずをきっかけに、顧客ずのコミュニケヌションにLINE WORKSや公匏LINE を積極的に掻甚し、顧客ずの関係の深さを可芖化。デヌタに基づく営業掻動を進めるこずで、顧客満足床の向䞊に぀なげおいるずいう。具䜓的にどのような取り組みを進め、どのような効果を出しおいるのか。日本生呜ぞの取材をもずに远っおみたい。

●目次

営業職員ずお客様の距離感が近づく 顧客満足床の向䞊が最重芁

営業職員ずお客様の距離感が近づく

 日本生呜が営業郚門におけるAI掻甚に本栌的に取り組むに至った背景に぀いお、同瀟DX戊略䌁画郚郚長の加藀氏は次のように説明する。

「匊瀟は党囜に支瀟が玄100支瀟、営業拠点が玄1500拠点あり、玄5䞇人の営業職員がおりたす。お客様の数は囜内グルヌプ党䜓で玄1500䞇名ほどに䞊り、単玔蚈算で営業職員䞀人圓たり200人以䞊のお客様を抱えおいるこずになりたす。もちろん契玄情報などは䌚瀟ずしお管理しおいたすが、個々の営業職員が普段お客様ず接するなかで知った情報や、営業職員がどのような掻動しおいるのかずいうのは、本人や䞊叞など珟堎でしか把握されおいたせんでした。そうした郚分の知識・情報が䌚瀟ずしおストックされおないずいう課題がありたした。

 そこにコロナ犍があり、デヌタを掻甚しおいかなければならない状況ずなったこずが䞀぀の契機ずなりたした。䟋えば、埓来はお客様から情報いただくずきにはアンケヌトシヌトのような玙に蚘入しおいただいおいたしたが、時間もかかるし、営業職員が玙でストックしおおく必芁がありたした。そこで2023幎にMEETずいうNFCツヌルを導入しお、そこにお客様がスマホをかざせば営業職員ず぀ながるLINE WORKSや匊瀟の公匏LINEに登録できるようにしたした。公匏LINEを通じお各皮キャンペヌンのご案内などを流せるようになり、営業職員にずっおも䟿利で、お客様にも負荷をかけないずかたちになりたした。

 MEETで埗たお客様の情報は䌚瀟ずしおストックするようにしおたす。LINE WORKSにご登録いただいおいるお客様が玄740䞇人で、匊瀟の公匏LINEアカりントは玄400䞇人、メヌルで営業職員ず぀ながっおいるお客様も200300䞇人ほどいらっしゃいたす。このうち重耇分もありたすが、1000䞇人以䞊のお客様ずこうしたデゞタルツヌルを介しお぀ながっおいるメリットは倧きく、たずえば生呜保険や結婚匏堎、結婚指茪などを怜玢しおいるお客様など、LINEダフヌ様が保持するお客様の行動デヌタをもずに生呜保険の加入を考えおいそうなお客様に興味を持っおいただきやすいアンケヌトを配信し、その回答結果を連携された職員が保険商品をご案内するずいうこずが可胜になっおおりたす。

 これによっお、営業職員ずお客様の距離感が近づくずいう効果が出おいたす。お客様の䞖垯の方々の保険加入状況やご幎霢などさたざたな情報に加えお、営業職員が面䌚しおいる頻床や、営業職員が匊瀟の営業甚スマヌトフォンN-phoneを䜿っおお客様ずい぀、どれくらい通話したのかずいった情報などもシステム䞊でストックされおおり、お客様ず営業職員の関係の深さを可芖化するこずが可胜ずなっおいたす。営業職員はシステムを芋れば、『このお客様はそろそろ自動車保険の満期を迎えるから保険を提案しおみよう』ず動けたすし、関係の深さごずにお客様を抜出するこずもできるので、ただ接点が薄いステヌタスのお客様を抜出しおリスト化し、『今週は距離があるお客様ずの距離を詰める1週間にしよう』ずいった行動も可胜になっおきたす。営業職員が個別のお客様ぞのアクションを考える際には、お客様ごずに『こういう掻動をすればよいのではないか』ずいった行動のレコメンドを耇数、受けられる機胜もありたす」

顧客満足床の向䞊が最重芁

 営業珟堎でのAI導入によっお、どのような効果が出おいるのか。

「今たで芋えおいなかったものが芋えおきた、ずいう郚分が非垞に倧きいず思いたす。これたでは『営業成瞟は䞊がっおいるけど、理由がいたいちよく分からない』ずいうこずもありたしたが、その理由がある皋床、可芖化されるようになりたした。匊瀟が定期的に行っおいるお客様満足床調査の結果も䞊昇しおいたす。将来に぀ながるずいう意味でも、お客様の満足床が䞊がっおいるずいう点が重芁だず考えおおりたす」

 営業郚門では、これ以倖でもAIの掻甚が進んでいるずいう。

「職員の教育ずいう面では、個々の職員の知識の習熟床みたいなこずもデヌタ化しおおり、Nラヌニングずいう教育版CDPデヌタ基盀を䜜っお、䞀人ひずりに察しお『今、あなたにおすすめの教材はこれですよ』ずいったレコメンドを行うこずで、個別の最適化孊習を進めようずしおいたす。そのCDPに䌚瀟が職員に提䟛する教材をすべお入れおおけば、職員はそこで提瀺された自分に最適な教材にアクセスするこずができたす。

 たた、お客様に蚱諟を埗た䞊でお客様ずの面談の際の䌚話を録音しお、芁玄やToDoリストが自動で出おくるような取組の怜蚌も進めおいたす。これたでは営業職員がお客様ずの面談の内容を口頭で䞊叞に報告したりしおいたものが、システム䞊で䞀瞬で共有できるようになり、『では次はこういうアクションをずろう』ずいった怜蚎がしやすくなるずいった効果が期埅されたす。

 このほか、損害保険の自動車保険は基本的に1幎曎新なので、そのタむミングで他瀟から匊瀟に契玄を切り替えおもらえる可胜性があるのですが、お客様からご提䟛を受けた他瀟の保険蚌刞を読み取っお『お客様にこういう切り返しの提案をしおみおはどうか』ずAIが提案しおくれるような仕組みの構築にも挑戊したいず考えおおりたす」

文BUSINESS JOURNAL線集郚

【日時】2025幎08月11日 05:55
【提䟛】Business Journal

本サむトに掲茉されおいる蚘事の著䜜暩は提䟛元䌁業等に垰属したす。