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【ライブレポート】レジェンド、後藤真希降臨! 多様な音楽が彩るアイドルの祭典!──〈TOKYO IDOL FESTIVAL 2025〉DAY2

8月1日〜3日の3日間にわたって、東京・お台場青海周辺エリアにて、アイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2025」が開催された。この記事では、そのDAY2の模様をレポートする。

2日目のHOT STAGEのトップバッターを務めたのは、私立恵比寿中学。様々な変化を迎えながらも、さらなる夢に向かって邁進し続ける彼女たち。「ebitune」で登場した彼女たちは、「ちちんぷい」「ラブリースマイリーベイビー」「YELL」と鉄板のセットリストでぶち上げる。過去には白塗りのキョンシーメイクで登場したりと、トリッキーな演出も行ってきたが、今回はかなりの王道。エビ中は、今年バズヒットを飛ばしたデビュー曲「仮契約のシンデレラ」をパフォーマンス。最後は安本の「おつかれちゃん!」のセリフで終わるのがお決まりの流れだが、「まだまだ盛り上がっていくぞー!」と次の「HOT UP!!!」へ。ラストは「えびぞりダイヤモンド!!」で朝からTIFを熱く盛り上げた。

SMILE GARDENに登場したのは、福岡県を拠点に活動するグループ、LinQ。メンバーの髙木悠未は、14年連続でTIFに出演している強者だ。彼女は、今年開催される「髙木悠未卒業ツアー YOU~END~ME」をもって卒業することが発表されており、自身最後のTIFパフォーマンスには、大きな気合いがこもっていた。また、その後に行われたのは、UtaGe!×NANIMONOのスペシャルコラボステージ。互いの楽曲を交換し合いながら、「隠キャの宴」という新たなジャンルの盛り上がりを見せていた。

ちょうど熱い時間帯のHEAT GARAGEには、関西を中心に活動中のグループ、カラフルスクリームが登場。「Rocking Zukking Show」では、メンバーたちが縦一列に並び「わくわく」と歌うと、オーディエンスもそれに併せて「ワクワクトレイン」を創出。今後のカラスクの名物となっていく予感を感じさせた。次にステージに現れたのは、MyDearDarlin'。超絶かわいい恋心を歌った「ナノLOVE」では、「彼は左利き」という歌詞のあと、観客から「オレモー!」という声が飛ぶ(多分ほとんど右利きだと思うのだが…)。グループを長きにわたり支え続けた咲真ゆか、是枝優美が卒業することを発表しているマイディア。彼女たちが最後に歌った「SAYONARA」には、様々な想いを抱えながらも次のステージへ向かう決意が感じられた。

HEAT GARAGEでその後行われたのは、「後藤真希デビュー25周年♡レジェンドコラボステージ」。ここでは、後藤真希のデビュー25周年を記念して、彼女をリスペクトする北川あいしゃ、夢野かな(アイテムはてるてるのみ)/石塚汐花(アイドルカレッジ)/風宮ゆめ、もなかこゆ(アンスリューム)/永尾梨央(可憐なアイボリー)/柏綾菜、鎌田彩樺(SUPER☆GiRLS)/辰巳さやか(NEO JAPONISM)/白浜つゆは(なみだ色の消しごむ)/岸みゆ(#ババババンビ)/望月みゆ(バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI)/上原れもん(#よーよーよー)/鈴木華凜(LINKL PLANET)/橋本真希(Rain Tree)が集結。全員でモーニング娘。の「そうだ! We’re ALIVE」を熱唱すると、観客も大いに盛り上がった。続いて後藤は、2003年にリリースされたソロ曲「愛のバカやろう」をパフォーマンス。「まさか令和にこの曲が聴けるとは…!」と多くのオーディエンスの心を掴んでいた。続くMCでは、バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHIの望月みゆが早口で後藤への愛を爆発させると、後藤は彼女のTikTokを認知しているとのことで、望月は爆照れ。アイドルとファンというより、師弟のような関係性が出来上がっていた。そして最後に、モーニング娘。の超絶大ヒット曲「LOVEマシーン」を披露。多幸感に溢れるステージとなった。

また、この日の夕方にはロックなサウンドを鳴らすアイドルも多数登場。和のテイストのSEでDOLL FACTORYに登場したのは、Quubi。得意のミクスチャー・サウンドでオーディエンスを走り回らせたり飛び跳ねさせたりと、フロアを掌握。TIFを自分たちのホームであるライブハウスへと変貌させていた。HEAT GARAGEのステージでは、Ringwanderungが魂のこもった伸びやかな歌声とエモーショナルな感情で魅せる。アイドルグループ屈指のヴォーカルがZepp DiverCityに響き渡っていた。さらに夕暮れのHOT STAGEにはyosugalaが登場。切なさと激しさが同居する楽曲を軸に、昼と夜が混じり合うマジックアワーに音楽の魔法をかけていた。

多種多様なアイドルグループが出演するTIF。HEAT GARAGEに現れたバンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHIは、ステージに置かれた楽器を駆使しながら自分たちの音楽を体現。最新EPから「デジタルデトックス」「ぬこぬこ♡なでにゃん♡ETERNAL♡」、そしてオレンジレンジの「ビバ★ロック」カバーを披露し、「全肯定」のメッセージを届けた。HOT STAGEには、シンガーソングライターの清竜人とその夫人たち(という設定)による一夫多妻制アイドルユニット、清竜人25が出演。「Will you marry me?」「青春しちゃっていいじゃん」といった楽曲でハッピーな空間を作り出すと、朝から集まった猛者たちを褒め称えつつ、「みんなスケベって叫びたいんじゃないの?」と煽って「MR. PLAY BOY…♡」をパフォーマンス。今年のTIFでもイチャイチャ感は全開で、夫人たちのフリーダムな振る舞いにも磨きがかかっていた。

すっかり夜が深まるなか、SMILE GARDENで行われたのは「All Live! IDOL SUMMER JAMBOREE ACOUSTIC & ROCK」。生演奏でアイドルたちが登場し、歌声を届けていくステージ企画だ。まず綾瀬志希(CYNHN)と葵うた(Palette Parade)が東京事変「群青日和」をパワフルに熱唱すると、今度は眠目り汰(ジエメイ)と結城りな(ukka)がAdo「わたしに花束」をしっとりと歌い上げ、さらにきらら(feelNEO)と空詩かれん(iLiFE!)はOmoinotake「幾億光年」を情感たっぷりにパフォーマンス。そして今年のTIFのなかでも特に聴く者に感動を与えたのは、滝沢ひなの(NEO JAPONISM)と冨樫優花(タイトル未定)が歌った中島みゆき「ファイト!」だ。息を呑むようなアカペラから始まり、歌詞の一言一言を大切に紡ぐ姿には、思わず涙がこぼれた。ふたりの歌声は、TIFのなかでも伝説になりうる名演となった。このステージではさらに、ぁぃぁぃ(Maison de Queen)と栞音(CiON)によるB'z「LOVE PHANTOM」のパフォーマンスも。ここからはCiONのメンバーおよびバンドチームも登場し、CiONはAppare!、いぎなり東北産、NEO JAPONISMと次々にコラボレーションを披露し、真夏の夜空を音楽で彩った。


【日時】2025年08月10日 17:00
【提供】OTOTOY

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