🌎【暴利】金利が高額な中国の鉄道案件新政権が見直しフィリピン

NO.10560036 2022/07/18 11:38:01

【暴利】金利が高額な中国の鉄道案件新政権が見直しフィリピン

前ドゥテルテ政権は金さえ貸してくれれば何でも良いというスタンスで、国内インフラ事業用に借金を重ね、2022年3月末現在で政府債務総残高は12兆8442億ペソ、日本円で32兆円を超えている。

フィリピンの年間国家予算が10兆円を超えた程度だから国家予算の3倍も借金を越える構造で、さすがにこれは不味いと国内の財政専門家から批判を浴びせられているが、日本の債務総額は1241兆円で、国家予算の10倍にもなっている。

ドゥテルテ政権の発足した2016年時点での政府債務額は5兆6509億ペソで、これが6年間で2倍以上も急増している。

この要因は借金でインフラを整備して国内景気の維持と増進を図るドゥテルテの方針から来ていて、特に国家間の政府援助『ODA』に頼った姿勢は顕著である。

中でも日本は国別ではODA総額の常にトップに立ち、外務省、JICAを通じて大型プロジェクトを進めているが、その多くは不況で悩む日本企業の救済事業との声もある。

中国贔屓と知られるドゥテルテは中国からのODAを当てにしていくつもの大型プロジェクトを進行させているが、政権が変わって中国ODA案件の見直しが行われ、特に『鉄道3案件』は問題視されている。

鉄道3案件とはフィリピン国鉄のルソン島南部方面『ビコール線整備事業』1420億ペソ、ルソン島中部のスービックとクラークの両特区地域を結ぶ『新路線』510億ペソ、ミンダナオ島ダヴァオ市を中心に南北に100キロ以上の『新路線』810億ペソで、総額2740億ペソ（約6800億円）に上る。

中国のこれらプロジェクトが問題視されているのは金利の高さなど支払い条件の厳しさで、中国側の金利は3％に設定されている。

一方、日本のODAプロジェクトの金利は0.1％と中国の30分の1であり、返済期間も日本は10年以上の猶予期間を設けて30～40年払いと条件はかなり緩い。

こういった差は中国側は国営の企業が絡んでいるためODAと言えども商売の一環で進めているためで、それでもアフリカなどを中心にODAの名を借りた中国からの借金国が増えているのは、担当する政治家、政府高官に賄賂が渡っているためではないかといわれている。

最近、スリランカが国家財政破綻、大統領が逃亡する原因になったのもこの借金によるもので、当の逃げた大統領意一族には莫大な賄賂が渡っていて、国外逃亡しても経済的に....

【日時】2022年07月18日 11:25
【提供】Philippines Inside News

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