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フフシル長期観測候補地に標準気象観測所を設置―中国

中国科学院西北高原生物研究所の3日の発表によると、三江源国家公園管理局と青海可可西里(フフシル)国家級自然保護区のサポートを受け、同研究所青海三江源草地生態系国家野外科学観測研究ステーションの科学研究者が寒冷や酸欠などの過酷な条件を克服し、標高4500メートルの可可西里長期観測候補地に標準気象観測所を設置し、正式に使用開始した。科技日報が伝えた。

可可西里の無人地帯は青海省南西部の玉樹チベット族自治州内に位置する。青海省、新疆ウイグル自治区、チベット自治区に跨る高山の台地で、総面積は4万5000平方キロメートル。阿爾金山や羌塘高原と共に、独自の特色を持つ荒野が広がるエリアとなっている。情報によると、気象観測所は気温や湿度、気圧、10メートル超音波風速、気象現象、シーイングなどを観測できる。技術の進歩と共に観測指標が日増しに増加し、精度が持続的に上がり、国家公園気象観測能力が大幅に向上した。標準気象観測所の設置により、今後の異常気象予想の根拠の提供が可能となる。また、気候変動および生態学の研究、生態安全評価、生態環境保護、チルーの大移動及び生息地保護にも、データ面からより多くのサポートを提供できる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

【日時】2023年09月05日 16:30
【提供】レコードチャイナ

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