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マクロン大統領がコカインを吸っていた?ネット上で偽情報が拡散

フランスのマクロン大統領らが、麻薬を吸っていたという、突拍子もないデマがネット上で拡散している。

ウクライナへ向かう列車内の動画

その偽情報が広まるきっかけとなったのは、ヨーロッパの首脳らがポーランドからウクライナの首都・キーウへ向かう列車内の動画だ。

車内にはフランスのマクロン大統領と、ドイツのメルツ首相がおり、そこへイギリスのスターマー首相が現れ、3人でテーブルを囲む様子が映っていた。

その際、マクロン大統領はテーブルにあった紙切れのようなものを隠し、メルツ首相も小さな棒のようなものを手に握った。

この映像を見た親ロシア派の陰謀論者たちは、「マクロンがコカインの袋を隠した」や「メルツがコカインを吸引するためのストローを持っていた」などと主張。

極右プロパガンダのユーザーもこの投稿をシェアし、拡散させたという。しかも拡散に加わった人物の中には、トランプ支持者のDinesh D’Souza氏も含まれていたそうだ。

フランス政府が「偽情報」だと断じる

その後、フランス政府(エリゼ宮:大統領官邸)は、陰謀論者の主張が「偽情報」だと断じ、マクロン大統領が隠したものは単なるティッシュであり、鼻をかむためのものだと主張。

またメルツ首相が手にしていたのは、サンドイッチやオリーブを刺したりする小さな棒だったそうだ。

その上でフランス政府はSNSに「ヨーロッパの結束が不都合になると、偽情報は単なるティッシュを麻薬のように見せかけるまでに至ります。このフェイクニュースは、フランスの敵によって国内外で拡散されています。私たちは情報操作に警戒を怠ってはなりません」と投稿した。

5月10日、ヨーロッパの首脳らはキーウで会談を行い、ロシア側へ30日間の無条件停戦を迫り、応じない場合は圧力を強めると警告した。

ロシアはこのヨーロッパ諸国の結束を嫌がり、プーチン大統領はウクライナと直接、和平交渉をする意向を表明した。(了)

【日時】2025年05月14日 19:05
【提供】Switch News
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