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ウクライナ軍がロシアの軍用飛行場へ大規模なドローン攻撃、40機以上を破壊

ウクライナ軍が、大胆なドローン攻撃を行い、ロシアの軍用飛行場にあった多数の爆撃機などが破壊されたという。

爆撃機など40機以上を破壊

ウクライナ保安庁(SBU)によれば、この攻撃は6月1日にロシア領内にある4つの軍用飛行場に対して行われたという。

攻撃には117機のドローンが使用され、ロシア軍の核搭載可能な「Tu-95」爆撃機や、「Tu-22戦略爆撃機」など40機以上を破壊したそうだ。

ロシアのイルクーツク州やムルマンスク州の知事も、それぞれの州でドローン攻撃があったことを認めており、ウクライナ保安庁が提供した動画にも、ムルマンスクのOlenya空軍基地とイルクーツクのBelaya飛行場をドローンが攻撃する様子が映っていた。

ロシア国防省も声明で、「ムルマンスク、イルクーツク、イヴァノヴォ、リャザン、アムールの各州にある飛行場に対するドローンを用いたテロ攻撃があった」とし、ムルマンスク州とイルクーツク州の飛行場で、複数の航空機が炎上したことを認めた。

トラックの積荷からドローンを発射

この作戦は「スパイダーウェブ」というコードネームで呼ばれており、18カ月以上前から準備されていたという。

しかしこれらのドローンは、ウクライナの領内から発射されたものではない。ドローンはまずロシアに密輸され、その後、小さな木造の小屋の屋根の下に隠されたそうだ。

小屋はトラックに積まれており、やがて空軍基地の周囲まで運ばれ、小屋の屋根が遠隔操作装置によって持ち上げられ、ドローンが飛び立ち、攻撃を開始したという。

117機のドローンはそれぞれオペレーターによって操縦され、飛行場に駐留していた戦略巡航ミサイル搭載機の34%が被弾したそうだ。

この高度な作戦を自ら指揮したとされるゼレンスキー大統領は6月1日の夜、関係者全員に感謝の意を表し、「我々は1年半以上もこの作戦を準備してきた。計画、組織、あらゆる細部に至るまで完璧に準備されていた。これは全く前例のない作戦だと断言できる」と述べたという。(了)

【日時】2025年06月02日 17:05
【提供】Switch News

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