爆サイ.com 関西版

🌎 国際ニュース



NO.12734770
カンボジア女性がタイ兵に呪いの言葉、国境遺跡での騒動に警察が法的措置へ

2025年7月15日、タイ東北部スリン県のカンボジア国境付近に位置する古代遺跡「プラサート・タムエン・トム(ปราสาทตาควาย)」で、カンボジア人女性が任務中のタイ兵に対して大声で罵倒する映像が撮影され、SNS上で拡散されました。各報道が伝えています。



この映像を受けて、スリン県パノムドーンラック警察署は7月22日、カンボジア人女性に対する処分を進めていると発表しました。

警察によると、軍関係者や市民からの正式な訴えを受けて捜査を開始しており、容疑としては「公共の場での秩序を乱す行為」「公務執行中の職員への侮辱」「コンピュータ犯罪法に基づく煽動的な情報入力」が挙げられています。外交ルートを通じた召喚状の発行も準備されています。

問題の発端となったのは、7月15日午後に遺跡内で発生した一連の出来事でした。現場ではカンボジア人女性がタイ兵に向かって声を荒らげて呪いの言葉を投げかけるなど、憎悪をあらわにする様子が目撃されました。また、別のカンボジア人男性が“悪霊払い”と称してスプレーをまき、現場の空気はいったん静まり返る緊張状態となったといいます。

さらに、信仰の対象とされるシヴァリンガの周囲に供えられた賽銭を、カンボジア側の子どもたちが繰り返し回収する姿も見られ、これに対しタイ側の兵士が注意したところ、カンボジア人の大人たちが大声で抗議。国境を挟んだ口論にまで発展し、タイ側はさらなる衝突を避けるため慎重に対応せざるを得なかったということです。

現地を訪れていたタイ人観光客は「これは単なる観光地の問題ではなく、信仰や権威、そして国家間の緊張が複雑に絡み合った象徴的な出来事だ」と語っています。

現在、タイ警察は外交的な配慮を維持しつつも、国内法に基づく処罰の準備を進めているとしています。

 

【日時】2025年07月23日 07:00
【提供】タイランドハイパーリンクス

本サイトに掲載されている記事の著作権は提供元企業等に帰属します。