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イスラエル軍、ガザ地区で81人を殺害、4人の子供を含む15人が餓死

イスラエル軍は7月22日も、ガザ地区各地で殺戮を繰り広げており、数多くのパレスチナの民間人が殺害された。

ガザ市では子供6人を含む15人が死亡

イスラエル軍は7月21日、ガザ地区中部のDeir el-Balahの南部と東部から進軍し、戦車などを投入、地上作戦を展開した。

また22日にはイスラエル軍が、北部のガザ市北西部にある避難民の住居を攻撃。これにより、6人の子供を含む15人が死亡した。

7月22日の夜明け以降、イスラエル軍の攻撃により、ガザ地区全域で少なくとも81人のパレスチナ人が殺害されたという。

この中には支援物資を求めて、イスラエル兵などの発砲により殺された31人のパレスチナ人も含まれている。

2023年10月以降、イスラエルの攻撃による死者数は累計5万9106人、負傷者は14万2511人となった。

特に粉ミルクが不足

またガザ地区では飢饉による死者が依然として増え続けており、保健当局は22日、過去24時間で、4人の子供を含む、少なくとも15人が飢餓と栄養失調で死亡したと明らかにした。

支援団体や医師、住民によれば、イスラエル軍の封鎖によりガザ地区ではあらゆるものが不足しているが、特に粉ミルクが不足しているという。

生後6週間のユセフ君も飢餓で亡くなった1人で、家族は、ユセフ君に与える粉ミルクが見つからなかったと述べている。

これにより、ガザ地区での飢饉による死者数は合計101人となり、そのうち80人は子供になるそうだ。

またイスラエル軍は、世界保健機関(WHO)がガザ地区の医療施設へ、燃料や医療物資を供給しようとするのを阻止しており、これにより公立病院や中央酸素ステーションなど、さらに6カ所の医療施設が業務を停止した。

ガザ地区の保健当局は、イスラエル軍が医療システムを標的にしているため、残りの病院も48時間以内に停止するだろう、との見方を示している。(了)

【日時】2025年07月23日 09:05
【提供】Switch News

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