2025年8月8日未明、タイ東部パタヤ市内のコンビニエンスストアに外国人の男が拳銃を持って立てこもっているとの通報を受け、警察が出動し騒動となりました。各報道が伝えています。
現場はテーププラシット通りソイ8に位置する店舗で、屋台などで賑わうエリア。警察は群衆を避難させた上で現場を封鎖し、慎重に状況を確認。約2時間にわたる交渉の末、男は店の裏口から手を挙げて外に出て、無抵抗で警察に拘束されました。
この男は中国籍の35歳で、韓国出身ながら中国の国籍を持っているとのこと。持ち込まれた拳銃は、空砲専用の「バンクガン」Glock19型を改造し、実弾(.380口径)が使用可能となっていたものでした。
店員の証言によると、男性は突然「中国人に襲われている」と訴えながら店内に駆け込み、店舗裏に身を隠しました。その直前には、別の中国人男性が後を追うように現れたものの、すぐにその場を離れたといいます。銃を所持していたことから、従業員らは店外へ避難し、警察に通報しました。
警察は現在、事件の背景や目的について男性から事情を聴取中で、詐欺グループ、特にコールセンター詐欺との関わりがないかについても捜査を進めています。過去には同様の詐欺組織に関係する人物が暴行を受けた事件もあり、関連性が注目されています。
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