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国土交通省は27日、2020年の東京五輪パラリンピック大会を記念するナンバープレートのデザイン5案を発表した。
今年10月の交付開始に向けて、国民から広く意見を募集し、来月下旬に採用作品を決定する。
国交省では、今年1月からデザイン案を公募。
集まった96作品は、東京芸術大学の秋元雄史教授を長とするデザイン選考委員会が審査し、最終候補5作品に絞り込んだ。
それぞれの作品を見ると、日の丸をモチーフに東京の町並みを再現した図柄や、スポーツで頂点を目指すアスリートをイメージしたもののほか、羽ばたきや円を表現したデザインなどが出揃った。
この中から採用されるのは1作品のみ。
国交省では来月3日から12日までの10日間、専用のウェブサイト上で国民からの意見を募集し、最終審査のうえ、7月下旬ごろに決定・発表する。
採用されたデザインは、右上にオリンピックかパラリンピックのエンブレムが配され、2枚ひと組で交付される予定だ。
国土交通省によると、国内での自動車登録台数はここ数年、7860万台前後で頭打ちが続いており、このうち新車は右肩下がりに減少している。
今年4月に交付を開始したラグビーワールドカップを記念したナンバープレートと並んで、2020年東京大会のプレートが起死回生をはかれるかどうか、注目したい。
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