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NO.5868022
スーパー台風21号 急加速してあす朝上陸 最大600mlの降雨
超大型の台風21号は、中心気圧が925ヘクトパスカルと非常に強い勢力を維持しながら、本州に向かって北上している。

今夜には西日本から東日本にかなり接近し、あす朝にも上陸するおそれがあるとして、気象庁が厳重な警戒を呼びかけている。

22日正午現在、台風21号の中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速70メートルで、中心から南西側280キロ、北東側220キロは、風速25メートル以上の暴風が吹き荒れている。

台風を取り巻く発達した雨雲や秋雨前線の影響で、西日本と東日本の太平洋側では大雨が降っている。

あす正午までの24時間に予想される雨量は、多いところで東海地方600ミリ、近畿・北陸地方400ミリ、関東甲信地方300ミリ、四国・中国・東北地方250ミリで、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るところもある。

台風は現在、時速40キロで沖縄・奄美地方の近海から北上を続けているが、今後は急にスピードをあげて本州に接近し、あす未明には東海地方に上陸し、強い勢力を維持したまま、東北にかけて縦断するおそれがある。

防災科学技術研究所は22日、台風21号の進路予測にもとづいて、2011年9月に発生した台風15号と似たコースを進む可能性があると発表した。

2011年の15号は、中心気圧940ヘクトパスカル、最大風速50メートルの非常に強い台風で、静岡県浜松市付近に上陸後、東海地方から関東、東北に進み、太平洋に抜けるまでに、死者・行方不明者9人、負傷者337人、住宅の床上・床下浸水約7800棟などの被害を出した。

現在、東日本の太平洋側では、12年ぶりの黒潮大蛇行や大潮の影響で、潮位が高くなっており、海岸や河口付近の低い土地では、高潮による浸水や冠水の危険性が高まっている。

気象庁は気象警報を発表して、暴風や高波・高潮、大雨への厳重な警戒を呼びかけている。

◼︎台風の最新情報については、ハザードラボ「台風マップ」で随時更新しています。
【日時】2017年10月22日 12:06
【提供】ハザードラボ

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