「AKB48 18期生昇格記念LIVE!~青い空には 雲はひとつもない~」より
ⒸAKB48今年4月2日に正規メンバーに昇格したばかりのAKB48 18期生。その昇格を記念したAKB48 18期生以降の若手メンバーによるコンサート「AKB48 18期生昇格記念LIVE!~青い空には 雲はひとつもない~」が、6月27日(金)から29日(日)に行われた。
全4公演の最終公演となる本公演は18期生にとって思い出深い楽曲『言い訳Maybe』でスタート。オーディションの課題曲で、ファンの前で初めてパフォーマンスした楽曲でもある18期生の歩みを象徴するナンバーを力強く届けた。続いては、後輩メンバーが先輩への憧れや未来への想いを歌う『NEW SHIP』、八木愛月がセンターを務めるAKB48 65thシングル『まさかのConfession』など序盤から5曲を魅せ、会場中が声援で包まれる。
ユニットパートでは、『残念少女』『1994年の雷鳴』などを歌唱。本公演で唯一のソロ曲『愛と悲しみの時差』を託された成田香姫奈は、バックダンサーの八木・山口結愛・白鳥沙怜・近藤沙樹を引き連れ、堂々と歌い上げる。
中盤ではアップテンポなナンバーで畳みかけ、会場の熱気もヒートアップ。『そばかすのキス』『ハートの脱出ゲーム』では、客席を練り歩きながらのパフォーマンスにファンも大きなコールで応える。
続くMCブロックでは、直前に19期・20期研究生が披露した『チャンスの順番』にちなみ3日間を通して開催してきた「AKB48研究生じゃんけん大会」の決勝戦を開催。20期研究生の丸山ひなた扮(ふん)する「イジリー丸山」がレフェリーとして登場するなど、会場を盛り上げる。
終盤には『晴れ渡る』『マチビト』など18期生のオリジナル楽曲や、新井彩永がセンターを務める『知ったかぶりのその下に』などでラストスパート。エネルギッシュなパフォーマンスでファンを引きつけ、最後は『夕陽を見ているか?』で本編を締めくくった。
アンコールでは、16人全員で『次のSeason』『夢へのルート』を披露。秋山は目を潤ませながら「8月にはAKB48の20周年を記念としたシングルが発売されます。私たちの憧れだったOGの皆さんも参加してくださるのでその背中をたくさん見て学んで、そしてこの1年をAKB48の年にしたいなと思っています。その先には私たちが夢に掲げている東京ドームがあると思っています。東京ドームに向かって私たちもAKB48を引っ張れるようなメンバーになりたいと思っています!」と覚悟を語る。
ラストは『私たちのReason』で会場の盛り上がりもピークに。最後まで笑顔と熱気に包まれた公演となった。
Wアンコールでは、オープニングでも歌唱した『言い訳Maybe』を研究生を含めた16人全員で熱唱。4公演を全力で走り抜けたメンバーに向けて、会場内からは温かい拍手のエールが贈られ、コンサートは幕を閉じた。
「AKB48 18期生昇格記念LIVE!~青い空には 雲はひとつもない~」出演メンバー
18期生8人:秋山由奈・新井彩永・工藤華純・久保姫菜乃・迫 由芽実・成田香姫奈・八木愛月・山口結愛
19期研究生5人:伊藤百花・奥本カイリ・川村結衣・白鳥沙怜・花田藍衣
20期研究生3人:大賀彩姫・近藤沙樹・丸山ひなた