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ジャニーズと「JUNON」和解か 競合アイドル誌がこっそり歓迎する理由
長らくジャニーズ事務所から“取材NG”とされていた主婦と生活社が発行する雑誌「週刊女性」だったが、2019年1月よりまさかの「NG解除」となり、業界内がざわついている。

出版関係者はこう話す。

「『週刊女性』にHey! Say! JUMPのコンサート取材記事が掲載されていたのを見て、本当に驚きました。あれだけ関係が悪かった同雑とジャニーズ側が和解するとは思ってもいませんでした。これで気になるのが、同じ主婦と生活社が出している『JUNON』でも、ジャニーズが解禁されるかどうかです」

そもそも主婦と生活社とジャニーズ事務所の関係が悪くなったのは、「JUNON」誌面における“ジャニーズタレントの扱い”に関する齟齬があったからだといわれている。

「ジャニーズは、タレントの“並び”や“序列”を気にする事務所。かつて、『JUNON』の誌面で、ジャニタレの扱いが他事務所のタレントよりも“格下”になっていたことが何度かあり、ジャニーズ側がブチ切れたといわれています。『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』を開催し、ジャニーズのライバルを多数輩出したことも気に食わなかったようです」(同)

現在「JUNON」にはジャニタレは一切掲載されていないが、今後はどうなるのだろうか?

芸能事情に詳しいフリーライターはこう予想する。

「『Myojo』(集英社)や『WiNK UP』(ワニブックス)、『POTATO』(学研プラス)、『DUeT』(ホーム社)、『ポポロ』(麻布台出版社)といった男性アイドル誌は、誌面の9割ほどがジャニタレで、他事務所のタレントの記事は後ろのほうに申し訳程度に掲載されているだけ。ジャニーズ人気が高いということもあるのですが、編集部がジャニーズ事務所との関係性を保ちたいがための配慮の結果という状態です。でも、仮に『JUNON』がジャニタレを載せることになったとしても、他事務所との関係性が強いので、“9割ジャニーズ”ということにはならないはず。そうするとジャニーズ側にとってはあまり旨味がなく、また以前のように“並び”で気に食わないことも出てくるでしょう。そう考えると、ジャニーズ側は、『JUNON』には、あまりタレントを出したくないと思っているかもしれません」

また、もしもジャニタレが「JUNON」に載るようになった場合、他のアイドル誌にも影響がありそうだという。

「『JUNON』がジャニーズとそれ以外のタレントを共存させる誌面作りを実現したならば、他誌も同様の方向性に変わってくると思います。ジャニーズだっていつ凋落するかわからないわけで、雑誌としてはいろんな事務所のタレントを載せて、リスクを分散させたいと思っていますからね。“いつまでもジャニーズの広報誌ではいられない”というのが、各誌の本音なのではないでしょうか」(同)

ジャニーズ事務所としては、より多くのメディアと良好な関係を築きたいという思いから、主婦と生活社との和解に踏み切ったのかもしれないが、それをきっかけに他の出版社と距離が生まれる可能性もあるということだ。

メディアに強い影響力を発揮してきたジャニーズ事務所だが、風向きはだんだんと変化してきているのだ。
【日時】2019年01月15日 12:00
【提供】日刊サイゾー

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