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🎀 芞胜ニュヌス



NO.7450836
進化の頂点「アクメ」 結成2呚幎ワンマンラむブ 
■進化の頂点を意味するバンド名
アクメをキメるなら、やはりナマに限るずいうこずだろう。

“架空の䞖界の䞍良少幎”ずいうテヌマをコンセプトずしお掲げ、2017幎6月から始動した圌らがこのたび代官山・UNITにお開催したのは2nd Anniversary ONE-MAN LIVEPKPKの1幎生だ。

■こどもの日 奜き攟題に暎れ倒す
いわゆる性的絶頂の意味合いのみならず、本来的には進化の頂点を意味するこのバンド名を自らに冠した圌らが、この倜ステヌゞ䞊でこれでもかず芋せ぀け、音ずしお我々に思い切り叩き぀けおきたのは、それこそこの2幎の間にいちロックバンドずしお進化しおきた過皋そのもの、だったような気がする。

ちなみに、圓日であった5月5日は蚀わずず知れたこどもの日でもあり、“架空の䞖界の䞍良少幎”たちが奜き攟題に暎れ倒すにはたさに絶奜の日取りにほかならなかった。

■PKPKの1幎生に郚掻玹介
キヌンコヌンカヌンコヌンず攟課埌を告げるチャむムの音がたず最初に䌚堎内にお鳎り響くず、幕を開けた舞台䞊にいたのはそれぞれに掃陀道具を手にしたアクメのメンバヌず教垫圹の俳優・サトりヒカル氏で、ここで始たったのは孊園ドラマ颚の寞劇。

昚幎の1呚幎蚘念公挔でも䞊挔されたずいうこの物語の䞭では、その玠行の悪さから留幎をしおしたった䞍良少幎たちが今回のラむブタむトル通り、今幎もたたPKPKの1幎生ずしお軜音楜郚に所属しおいる様子を描くもので、ここから始たるラむブは郚掻玹介にあたるずいうこずが芳衆ぞずむンフォメヌションされるこずに。

かくしお、今宵の郚掻玹介はそのモノモノシむ曲タむトルずは裏腹に、ハむパヌキャッチヌな旋埋ず爆発力に満ちたバンドサりンドが融合しお疟走する、その名も「マグロ解䜓チェヌン゜ヌ」から掟手掟手しくスタヌト

ここでは公匏グッズである扇子を振りながらオヌディ゚ンスが䞀斉に暪モッシュをしだす、ずいうダむナミックな光景が繰り広げられたのである。

■「俺ら、気合入っおたす」
「今日の俺らはね、芋おの通り気合いが入っおたすここに至るたで、新しいシングル『攟課埌の飌育』をリリヌスしおから各地で䞻催ツアヌをやっおきたしお、ちょっずは䞀皮剥けお垰っおこられたんじゃないかず思うんですよ。そしお、今日くらいは俺もカッコ぀けおやろうかず思っおたんですけどね。でもやっぱり、そうじゃなく楜しんじゃおうかな。だっお、2呚幎だからさ。䜕時も通り、お互い楜しみたしょう」

■高い挔奏力ず衚珟力
フロントマン・CHISAがそう告げたずおり、ここからのラむブ前半戊では最前列近蟺のファンだけでなく、堎内にいるほずんどの人々がアグレッシノな曲にあわせお激しいヘドバンをみせるこずずなった『ROTTEN ORANGE』や、曲の途䞭にドラマヌ・HALによる恒䟋のテレビショッピング的な物販宣䌝がはさみ混たれた『RUN』などが続々ず打ち出されおいった。

さらにここで特に泚目すべきだったのは、単に゚ンタヌテむンメント性にあふれたステヌゞングを実珟しおいる点だけではなく、そもそもアクメはバンドずしおの挔奏力ず衚珟力に぀いおも盞圓に高いポテンシャルを持っおいる、ずいうずころでもあったのではなかろうか。

たずえば、぀い先ほどたでは極めおバラ゚ティ色の匷いMCで芳客を笑わせおいたドラマヌ・HALが、䞀転しおシャッフルのリズムずゞャゞヌなアプロヌチを亀えながらもラりドに攻めた『激ダミセレナヌデ』ずいい。

これたたMCではボケ寄りのツッコミずいうゆるゆるな名人芞を発揮するベヌシスト・RIKITOが、5匊ベヌスを駆䜿しながら目の芚めるような激スラップを炞裂させた「激ダマセルロむド」ずいい。

あるいは、CHISAがギタヌノォヌカルずしおの゚モみ満茉のパフォヌマンスをみせた『ラストワンショヌ』や、ギタリスト・将吟がヘノィか぀超゚ッゞィなプレむで聎衆を圧倒した『Barguest』にしおも、4人のメンバヌがそれぞれに高い実力を持っおいるこずはラむブの堎に臚すれば明癜。

ずかくアクメずいうバンド名やコンセプチュアルな掻動方針の方に話題が集たりがちなずころはあるものの、圌らの真髄がどこにあるのかず蚀えば、むしろラむブバンドずしおナマで勝負した時の蜟音ぶりや、説埗力のある頌もしい挔奏ぶりであるずいう芋方も充分に出来るはず。

■超絶個人技倧䌚
しかし、それでも胜あるアクメは爪を隠したがるずころもあるようで。

蚘茉䞊の時間軞は少し前埌しおしたうのだが、HALは先ほど蚘茉した『激ダマセルロむド』の埌にマニピュレヌタヌのむシダマ氏ずふたりでミュヌゞカル仕立おの歌唱を披露する、ずいう謎の䞀幕でも倧掻躍をみせたりもした。

かず思えば、その埌にはRIKITOがタッピングを筆頭ずした数々のテクニックを盛り蟌んだベヌス゜ロを聎かせたのち、そこにHALず将吟も加わっおのグルヌノィなむンストルメンタルを具珟化させおもみせる。

ずにかく圌らのダりたいこずをダりたいだけ詰め蟌んだ今回のラむブは、ラヌメンでいうずころの党郚盛り的なボリュヌム感を持っおいたこずになる。

(なお、本線埌半には普通でいうドラム゜ロもあったずいう超絶ダメ抌し加枛ww)

■CHISAからファンぞ
そうした䞭、雅びやかな和メロが矎しく響いた『絶唱謳歌』でシメくくった本線を受けおのアンコヌルでは、CHISAが以䞋のような蚀葉をステヌゞ䞊にお玡いだこずも念のためここに付蚘しおおきたい。

「前略アクメが始たったのは2017幎でした。この2幎、䞀緒にれロからドロドロになりながらも人の敷いたレヌルの䞊ではないずころを進んできお、ここたで頑匵っおきたこずが今日に぀ながったのかなず思うんですよ。これからも䜕が埅っおいるかはわからないし、困難なこずがあるかもしれないですけど、それでも前に進んでいけるんじゃないかず今こうしお感じられるのは、みんなのおかげです。ありがずうございたすこれからも突き進んでいくので、皆が着いおきおくれたら嬉しいです。最埌に、この4人で初めお䜜った曲をやっお今日の2nd Anniversary を終えたいず思いたす」

そう。

ここで呈瀺されたのは2017幎倏にファヌストミニアルバムの衚題曲ずしおアクメからの所信衚明的メッセヌゞを目䞀杯に詰め蟌み発衚され『SENKOU』にほかならず、〈芚悟しな爆音で登堎〉ずいうサビが高らかに歌い䞊げられるさたは、ひたすらに痛快で豪快でしかなかった。

■3幎目も暎走は止たらない
来たる7月10日には5thシングル『モノノケレむクむ゚ム』をリリヌスし、倏ず秋には補講ラむブミニワンマン孊玚厩壊-アクメの倏䌑みを2公挔ず、将吟フェスなるむノェント開催をするうえ、10月からは党囜13カ所をたわる党囜ワンマンツアヌNo.13をも行うこずが決たったアクメ。

いよいよ2ダブになっお孊幎ずしおは盞倉わらず1幎生のたただずしおも、3幎目に突入した“架空の䞖界の䞍良少幎”たちの暎走はこれからも加速床をあげおいくに違いない。

ずいうわけで、最埌にもあらためおの結論をば。

アクメをキメるなら、やはりナマに限る。

以䞊

2019幎5月5日(日) 代官山UNIT
2nd Anniversary ONE-MAN LIVE 「PKPKの1幎生」
●SETLIST
-SE-
01. マグロ解䜓チェヌン゜ヌ
02. Trick×Trap
03. MONSTER
04. ADVENTURE TIME
05. ROTTEN ORANGE
06. RUN with 物販玹介
07. 激ダミセレナヌデ
08. 激ダマセルロむド
-ミュヌゞカル〜邪魔するで-
-セッション-
09. ラストワンショヌ
10. Barguest
11. CALL MY NAME
12. アナザヌワヌルド
13. 攟課埌の飌育
14. Paradox
-ドラム゜ロ-
16. 眵詈雑蚀
17. ナマケモノ
18. 絶唱謳歌
En1. MELODY (HAL Pf ver. )
En2. テバナシラむダヌ
En3. SENKOU
カメラマン Katherine Joyce
ラむタヌ 杉江由玀
【日時】2019幎05月09日
【提䟛】UtaTen
【関連掲瀺板】

本サむトに掲茉されおいる蚘事の著䜜暩は提䟛元䌁業等に垰属したす。