タイ国政府観光庁(TAT)は2025年7月15日、米国の旅行誌『Travel + Leisure』が実施した「World’s Best Awards 2025」において、タイ北部のチェンマイが「アジアで最も魅力的な都市(Best City in Asia)」に選ばれたことを発表しました。
チェンマイは読者スコア91.94を獲得し、アジア部門の1位に輝いただけでなく、世界ランキングでも第2位にランクインしました。同誌の読者からは「非常に親切な人々と素晴らしい食文化」が高く評価され、ワット・プラタートドイステープなどの寺院、賑やかなナイトマーケット、美しい山岳風景などが魅力として挙げられています。また、倫理的な象とのふれあい体験についても、「象に餌をあげたり洗ったりできる素晴らしい場所」との声が寄せられました。
首都バンコクも引き続き高評価を受けており、アジア第3位(スコア91.34)、世界第4位にランクイン。世界的な美食、歴史ある寺院、活気あるマーケットやナイトライフなど、多様な魅力が紹介されています。読者からは「最も魅力的で美しく、エキサイティングな都市」とのコメントもありました。
さらに「アジアのベストアイランド」部門では、タイから2つの島がトップ5に選出。プーケットが第4位(スコア89.47)、サムイ島が第5位(スコア89.31)となりました。プーケットは美しいビーチと高級リゾート、マリンアクティビティが評価され、サムイ島はゆったりとした雰囲気と自然美、リラックスした魅力が支持されました。
タイ国政府観光庁のターパニー・キアットパイブーン総裁は、「チェンマイをはじめ、バンコク、プーケット、サムイ島が旅行者の心に残る目的地として評価されたことを大変誇りに思います。タイが提供する多様な魅力の証といえるでしょう」とコメントしています。
『Travel + Leisure World’s Best Awards 2025』は、18万人近い読者の投稿と65万票以上の投票に基づき、観光地や都市を「観光名所・文化・料理・親しみやすさ・ショッピング・コストパフォーマンス」などの観点で評価しています。
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