タイ・カンボジア国境付近に住む住民に対し、シーサケート県が帰宅を控えるよう警告を発出しました。これは現在も安全上のリスクが続いているためで、2025年8月2日午後9時時点で、スリヤ副知事の指示のもと、県広報局が全郡長に対して避難者へ「帰宅はまだ危険」と伝えるよう通達しました。住民は引き続き、一時避難所や安全な地域に留まるよう求められています。2025年8月3日にタイ政府メディアNNTが伝えています。
各郡の担当者には、公式な政府発表のみを信頼するよう住民に周知し、公共放送などを通じて広く通知するよう命じられました。村長や地域の治安チームなどの地域リーダーには、巡回と監視の強化が求められ、不審物(未爆弾など)を発見した際には直ちに当局へ通報し、専門チームによる安全な処理が行われるよう指示されています。特に最近の衝突があった地域では、最大限の注意が必要とされています。
また、国境付近で爆発音が聞こえても、爆発物処理班による制御爆破である可能性が高く、慌てないようにと呼びかけられています。現在、全郡に対し「後方防衛体制」のもと、警戒レベルを強化し、脆弱地域の安全確保と監視を続けるよう要請されています。状況が安定するまで、厳重な警備が継続される見通しです。
元記事を読む
本サイトに掲載されている記事の著作権は提供元企業等に帰属します。
この端末ではマルチデバイス版とPC版の表示が選べます。