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1円で買えるiPhone 12 miniが話題も、実質2年縛りの「疑似SIMロック」とも言える制度では?

「iPhone、1円」かつて3大キャリアのシェア獲得競争の頃に大流行した“0円ケータイ”のような驚異的なスマートフォン本体の値下げが、現在ネット上で注目を集めている。この思い切った値下げぶり、果たしてどのような理由がその裏にあるのだろうか…。

今回は、格安で手に入れられるiPhoneのことなどについてお伝えしていきたい。

1円になるのは「おひとり様1台限り」だ。(画像はSkyblue(@skyblue_1985jp)さんの投稿画像を引用)

Skyblue(@skyblue_1985jp)さんが11月26日にツイッターに投稿した内容によれば、秋葉原にあるヨドバシAkibaでは26日から30日までの期間限定で、auの「iPhone 12 mini(128GB・64GB)」が負担額1円で購入可能だったという。

投稿画像に書かれている内容によれば、iPhone 12 mini(128GB)の本体代金77,125円から、「対象機種限定特典」で21,999円割引。さらに“ヨドバシカメラ特別値引き”として「他社から番号そのままおのりかえで」22,000円割引。加えてauの「スマホトクするプログラム」を利用し2年後(24ヶ月後)にiPhoneをauに返却することで、「24回目(残価金額)」33,125円割引(支払い免除)され、負担額1円で購入できるというものだ。各種条件が付帯してはいるものの、iPhone 12シリーズを2年間1円で使用できるというのであれば非常に美味しい話と言えるだろう。

また、Skyblueさんは同時にソフトバンクでiPhone 12 mini(64GB)が支払総額24円(1円×24回)で販売されている告知ポスターも投稿しており、現在キャリア各社でiPhone 12 miniの投げ売りが進んでいる現状を伝えていた。

ソフトバンクでも24ヶ月使用後に返却して、24円となる。(画像はSkyblue(@skyblue_1985jp)さんの投稿画像を引用)

「iPhone 12」とiPhone 12 miniについては、「iPhone 13」シリーズの発売と同時に、アップルが直々に値下げしたことは記憶に新しい。しかしそれでも、アップル公式での価格はiPhone 12 mini(128GB)は75,800円。まだまだミドルレンジのスマホよりは高価だ。それを“投げ売り”とも思える1円販売する裏には、「SIMロック原則禁止」の影響があるのかもしれない。

総務省により、2021年10月1日に発売するスマホは原則的にSIMロックが禁止となった。特定の通信会社以外のサービスで通信できないようにするSIMロックが無くなったことで、依然と比べて格段にキャリアや格安スマホ等へ移りやすくなったことはご存じのことだろう。

しかし今回紹介した購入プランはどちらも2年間使わせたうえで、スマホを返却する際に残価を割引するプランとなっている。つまり捉えようによっては、「1円で使用するには2年間はキャリアに居続ける必要がある」とも言える。これはある意味“疑似SIMロック”とも言える制度なのではないだろうか。

もちろん、他社に移るつもりがなく格安でiPhone 12 miniを手に入れたいユーザーにとっては願ってもない話であることは間違いない。だが、もし近い将来機種変の選択肢も考えている、という人にはあまりお勧めできないプランであることも認識したうえで利用すべきだろう。

参照元:【速報】ヨドバシアキバ、au iPhone12 mini 128GBが2年間1円でレンタル可能に(;゜0゜)【Skyblue(@skyblue_1985jp)さん】
参照元:「SIMロック原則禁止」が業界に与える影響 メリットばかりではない理由とは【ITmedia Mobile】

※サムネイル画像(Image:「Skyblue(@skyblue_1985jp)さん」Twitterより引用)


【日時】2021年12月07日 09:30
【提供】オトナライフ

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