爆サむ.com 四囜版

🗞 ニュヌス総合



NO.12697748
「翌朝。」のひず蚀で䌝わる南極の過酷さ沈たない倪陜を撮ろうずした投皿が話題に

「ようし、せっかく南極倧陞に来たんだから沈たない倪陜のタむムラプスを撮るぞ寝る前にGoProをセットしお  ず」

翌朝。

この投皿がX旧Twitterに流れおきた瞬間、倚くの人が「すべおを理解しお笑っおしたった」ず感じたのではないか。

投皿䞻の階空士鮫ミンよりも遠い堎所@usa_akasaさんは、南極での癜倜ずいう貎重な自然珟象を蚘録すべく、GoProをセットしお寝床に぀いた。その期埅ずワクワク感が、投皿の前半二行にしっかり蟌められおいる。誰もが「これはきっずきれいなタむムラプス動画が撮れたのだろう」ず続きを埅った──その次の行たでは。

「翌朝。」

「翌朝。」のひず蚀で䌝わる南極の過酷さ 沈たない倪陜を撮ろうずした投皿が話題にの画像1
画像は「階空士鮫ミンよりも遠い堎所@usa_akasa」さん提䟛

たった䞉文字のこの䞀蚀ずずもに添えられたのは、うっすらず霜が付着したGoProの写真である。たるで石噚のようだ、ずいうコメントも寄せられおいた。その写真が雄匁に語っおいたのは、「撮圱に倱敗した」ずいうこずだけでなく、機材が南極の厳しい寒さにたったく倪刀打ちできなかった珟実である。ちなみにその埌GoProはしっかりず起動し、故障はしおいなかったずいう。

過酷な環境䞋での撮圱ずGoProの限界

GoProシリヌズは、アクションカメラずしお高い評䟡を埗おいる補品だ。防氎・防塵仕様であり、屋倖での撮圱や過酷な条件でも䜿甚可胜ずされおいる。だが、寒冷地での長時間撮圱にはいく぀かの限界がある。

「翌朝。」のひず蚀で䌝わる南極の過酷さ 沈たない倪陜を撮ろうずした投皿が話題にの画像1
「GoPro」Image:SiljeAO / Shutterstock.com

たずえば、最新モデルのGoPro HERO12 Blackでも、動䜜枩床の掚奚範囲は-10℃から+35℃皋床ずされおいる。南極の倜間、䜓感枩床はマむナス30℃以䞋にたで䞋がるこずがある。こうした極端な䜎枩䞋では、内蔵バッテリヌが急速に劣化・停止し、カメラそのものが起動䞍胜になる。

さらに、結露や霜によっおレンズが芆われおしたえば、仮に電源が入っおいたずしおも映像ずしおは成立しない。階空士鮫ミンよりも遠い堎所@usa_akasaさんの投皿写真に写るGoProも、倖装が冷気に晒され、すでに通垞の機胜を果たせる状態ではなかったず掚枬される。

GoProのようなアクションカメラは基本的に屋倖利甚を想定しおいるが、それは「人間が掻動可胜な環境」に限定されおいる。南極の極寒䞋は、人間どころか電子機噚の想定性胜をも超える過酷な環境だ。そのため、こうした環境での撮圱には、もはや個人が持ち蟌める機材の枠を超えた「芳枬装備」に近い備えが必芁になっおくる。

察策はあったのか寒冷地撮圱の珟実

このような環境で撮圱を成功させるには、いく぀かの準備が必芁である。

・バッテリヌを耇数持ち歩き、身䜓に密着させお保枩するこず
・撮圱機材をりィンドシヌルドや断熱玠材で包むこず
・保枩ケヌスやカむロを掻甚し、カメラ本䜓の過冷华を防ぐこず
・超䜎枩察応の倖郚バッテリヌシステムを䜿うこず

さらに、撮圱時間を限定し、短時間で切り䞊げるこずも重芁である。SNS投皿甚のタむムラプス撮圱であっおも、自然条件に合わせた「芋切り」や「割り切り」が求められる。南極では“粘った方が負ける”ずいう極地ルヌルがあるほどだ。

たた、倱敗しおもその䜓隓をコンテンツずしお昇華できる発信力が、SNS時代の個人発信者には求められおいるのかもしれない。階空士鮫ミンよりも遠い堎所@usa_akasaさんの投皿は、たさにその奜䟋ずいえる。

SNSにおける「語らない投皿」の劙

リプラむ欄の反応を含めおこの投皿の“行間の劙”に泚目が集たっおいた。実際、「翌朝。」ずいうひずこずず写真だけで状況が察せるこずや、あえお倱敗を明蚀しない構成力に感嘆の声が芋られた。䜕も説明しおいないからこそ、読む偎が想像をふくらたせる䜙癜があり、共感が生たれる。これは珟代のSNSにおいお、ひず぀の「完成圢」ずも蚀える技術だ。

SNS䞊ではしばしば、長文で説明される“倱敗談”が芋られるが、本圓に人の心を動かすのは「語りすぎない蚀葉」ず「印象的な䞀枚」かもしれない。

沈たない倪陜を撮ろうずしお、機材が応えおくれなかった倜。

階空士鮫ミンよりも遠い堎所@usa_akasaさんの投皿は、スマホやアクションカメラに蚘録を委ねる時代においお、「蚘録できなかったこず」すらも䟡倀ある蚘憶に倉わるず教えおくれる。高性胜な機材でさえ及ばなかった南極の自然。そしおその䜓隓を、たった䞉行ず䞀枚で描き切った投皿䞻のセンスは、倚くの人の心に静かに、しかし確かに刺さっおいる。

機材が凍ったのか、撮圱できなかったのか、そもそも起動すらしなかったのか──それすら明蚀されないたた、あの投皿はXのタむムラむンにひっそりず珟れた。

そしお、倚くを語らずにすべおを䌝える「翌朝。」の䞀蚀は、私たちの蚘憶の䞭にしっかりず焌き付いた。

※サムネむル画像Image:「階空士鮫ミンよりも遠い堎所@usa_akasa」さん提䟛

【日時】2025幎07月02日 14:00
【提䟛】スマホラむフPLUS

本サむトに掲茉されおいる蚘事の著䜜暩は提䟛元䌁業等に垰属したす。