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「弊社の認識の甘さに起因するものであり、深く反省しております」──2025年6月16日、謝罪コメントを発表したスーパーマーケットチェーン大手「ロピア」が納入業者の従業員に対して、無償で商品の陳列作業などを手伝わせていた疑いがあるとして、公正取引委員会は独占禁止法の疑いで川崎市にある本社を立ち入り検査した。全国紙社会部記者が語る。
「『ロピア』は“ロープライスユートピア”をコンセプトにしており、激安スーパーとして広く大衆に受け入れられています。2022年9月以降、約50店舗を開店。首都圏を中心に120店舗を構えるなど、拡大していました。今回の件は、急拡大する『ロピア』との取引を続けるために、納入業者が要求を断れなかったとみて公取委が調査を進めていました。
同社を率いる高木勇輔社長(...
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