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菊地凛子が上海国際映画祭で最優秀女優賞、熊切和嘉監督の「658km、陽子の旅」で

中国上海市で開かれていた第25回上海国際映画祭で、熊切和嘉監督の「658km、陽子の旅」が最優秀映画賞と最優秀脚本賞を受賞し、主演の菊地凛子も最優秀女優賞を受賞した。

中国メディアによると、菊地は17日夜の授賞式で「本当にまさか自分が、初めて上海に来させていただいて、こんな素敵な映画祭に来て、このような素敵な賞をいただいて本当にうれしいです。20年前に自分を拾ってくれた熊切監督の作品でこうして賞をいただけて大変うれしく思います。ありがとうございます」と語った。


本作は、引きこもり孤立をしていた42歳の主人公・陽子が20年以上連絡を絶っていた父の訃報を受け、東京から青森県弘前市の実家までヒッチハイクをすることになった一夜を描くロードムービー。日本では7月28日に公開される。


菊地の夫で俳優の染谷将太は中国の巨匠チェン・カイコー(陳凱歌)監督の日中合作映画「空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎」に主演した。司会者がその事に触れて「中国の俳優や監督と一緒に映画を作りたいと思いますか」と聞くと、菊地は「自分は子どもの頃から中国の映画を見て育ってきました。本当に出てみたいですけど、あいさつすらすごく難しくて中国語が。本当に今から勉強します」と答えた。(翻訳・編集/柳川)



【日時】2023年06月18日 09:20
【提供】レコードチャイナ

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