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イメージ あっという間に崩れ落ちる建築法無視の韓国や中国のタワマン。それでも入居者が後を絶たないのは、人間の悲しいサガなのか。これでタワマンばかりになると、元は最上階に住んでる人が、カースト制度みたいに「すごいですわ～」と称えられるだけでは満足しなくなる。すると、買ってもらおうと、タワマンの会社や不動産屋が「違い」という付加価値をつけるべく知恵を絞る。
タワマンというよりは、住める「駅前アパマンション」的な、朝食付きマンションが登場した。もちろん駅前ホテルよりメニューが豪華なのはいわずもがなである、ピンキリだけど。日曜日の朝食は、ステーキにトリュフオイル、ジャージャー麺に卵スープ、油淋鶏にキムチといったメニュー。
食堂に行かなくても、お部屋にテイクアウトもしてくれる。
タワマンには多くの芸能人が住むが、ご飯を炊いたことがないとSNSに発信もされている。台所はあるけれど、まな板も包丁もなくても暮らしにまったく困らないってことか。
「お金持ちの」単身、高齢層、ディンクス…金で済むならコスパやタイパが言いを選ぶのであろう。
さて。日本にも昔、その団地からでなくても学校もスーパーも全部そろっている大型団地があった。若者が出ていき、学校は閉校し、スーパーも閉店して、高齢者だけ残された問題が今ある。
韓国のタワマンも長い目でみれば、同じように高齢化が進むはずだ。そこで、今のように朝食を出していると、昼食や夕食も出してになり…ナース常駐や…これから韓国の医学部が増員をかけるそうだから勤務医にもなれないへっぽこ医師が常駐し、タワマンはいずれ、サ高住になり、その先は巨大な老人ホームになるのだろう。
目先の金を稼ぎたいサービス関連は、ほんとうに数十年先に介護職にも足を突っ込まなければならない羽目になる。朝からステーキなんて、ステキだけど、寝たきりを増やすメニューだなあ。
