KFC(ケンタッキー·フライド·チキン)で47年間働いているイギリス人女性がいる。彼女の勤務期間は世界のKFCの中で最長。地元では広く名の知れた有名人なのだと、海外メディアが伝えている。
イギリスのPauline Richardsさん(74才)は、イングランド·サマセット州トーントンにあるKFCフランチャイズ店で、従業員としてこれまで47年間働いている。
その間にお客に提供したフライドチキンは、メディアによれば、ドラム(フライドチキンの脚の部分)が600万本以上、ウィング(手羽)も同じく600万本以上だそう。これまでに、店の全ての持ち場を経験し、清掃係りからマネージャーへと出世してきた。
ちなみに以前、KFCで最も長く働いた従業員は、アメリカ人のLorena Neelyさんという人だった。このLorenaさんは1976年に働きはじめ、2023年に退職した。Paulineさんはというと、今も現役だ。これから先も働き続けるのか、というメディアの質問に答えて、「それは私の体次第ね。これまで健康でいられたのはラッキーだった。これまでに大きな病気をしたことはないのよ」と話している。
Oldest KFC worker in the UK Pauline Richards from Somerset has worked at chicken shop for 41 years https://t.co/pU4UTqWOVX pic.twitter.com/8eVxwPOpqE— Siglov Freudivan (@DerangedRadio) October 24, 2019
Oldest KFC worker in the UK Pauline Richards from Somerset has worked at chicken shop for 41 years https://t.co/pU4UTqWOVX pic.twitter.com/8eVxwPOpqE
— Siglov Freudivan (@DerangedRadio) October 24, 2019
PaulineさんがトーントンのKFCで働き始めたのは17才の時。友人がアルバイトを始め、同じ店の求人に応募したのだそう。当初の役目は清掃係りだった。
長年働く中で築いた地元客たちとの繋がりは濃い。「お客さんたちをハッピーにしてあげれば、お客さんたちも喜んで会いに来てくれます。休憩時間中など、店内に私がいない時は、みんなから『出て来て顔を見せてくれ』とリクエストされるんですよ」とPaulineさん。
娘も孫もいる彼女だが、地元では「ミス KFC」と呼ばれる有名人。パブでは料金を無料にしてくれるので、この2年間、お金を払って飲んだことはないそうだ。(了)
元記事を読む
本サイトに掲載されている記事の著作権は提供元企業等に帰属します。
この端末ではマルチデバイス版とPC版の表示が選べます。