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アカデミー賞のノミネート作品を発表、『エミリア・ペレス』が12部門

第97回アカデミー賞のノミネート作品などが1月23日に発表され、選ばれた俳優らがコメントをしている。

『エミリア・ペレス』が12部門13ノミネート

今回のアカデミー賞では、映画『エミリア・ペレス』が、12部門13ノミネートで最多となった。

また『ザ・ブルータリスト』と『ウィキッド』もそれぞれ10部門、『コンプリート・アンノウン』と『コンクラーベ』も8部門でノミネートされた。

ノミネート発表後、『ウィキッド』で最優秀助演女優賞にノミネートされた、アリアナ・グランデさんはインスタグラムに「泣くのを止められない」「アカデミーに対し、この計り知れない評価に、心から感謝します」と投稿したという。

『ザ・サブスタンス』で最優秀主演女優賞にノミネートされたデミ・ムーアさんも、声明を発表。アカデミー賞にノミネートされたことは「夢にも思わなかった」とし、次のように述べた。

「オスカー候補になったことは、信じられないほど名誉なことで、この数カ月は私の想像をはるかに超えるものでした。本当に、この評価に対する喜びと、圧倒的な感謝の気持ちを言葉で言い表すことはできません」

伊藤詩織さんの作品もノミネート

今回のアカデミー賞では、複数の日本の作品もノミネートされている。

まずは伊藤詩織さんが初監督した映画『Black Box Diaries』が、長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた。

これは伊藤詩織さんが、性被害の告発後に、自身に起きたことを撮影・記録した内容となっている。

また山崎エマさんが監督した映画『INSTRUMENTS OF A BEATING HEART』も、短編ドキュメンタリー部門に、東映アニメーション製作の短編映画『あめだま』も、短編アニメーション部門にノミネートされている。

さらにイスラエル軍によるヨルダン川西岸地区の占領と破壊を暴いた映画『No Other Land』も、アメリカでの配給契約がないにもかかわらず、長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたという。（了）

【日時】2025年01月25日 11:45
【提供】Switch News

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