インドネシアで、Googleマップの表示に頼っていた車が橋から落下し、その恐ろしい瞬間が撮影された。
スマートフォンをセットし友人宅へ
その事故が起きたのは4月5日、場所はインドネシアの東ジャワ州の町とされている。
この日の夜、ルディ・ヘル・コマンドノさん（61）はBMW 3シリーズのダッシュボードにスマートフォンをセットし、地図アプリに従って友人宅へ向かっていたという。
Googleマップのアプリは、未完成の高速道路を避けるルートを案内していたが、ルディさんは戸惑い、通行止めの標識を無視し、そのまま進入してしまったそうだ。
そして彼の車は、未完成の高架橋から飛び出し、下の道路に墜落した。その様子がこちら。
他の車に衝突せず、奇跡的に軽傷
落下地点では、2台の車と1台のバイクが通り過ぎたばかりで、ルディさんの車は他の車両にぶつかることはなかったという。
その後、救急隊員が現場に到着し、ルディさんと、同乗していた47歳の女性、エンダン・スリ・ワヒュニさんの治療にあたり、2人とも奇跡的に軽傷で済んだそうだ。
ルディさんは事故後、「携帯電話のGPSを頼りにしていた」とし、「分かりにくかった」と語っている。
警察は、ルディさんの車が、通行止めの標識の隙間から制限区域に入り込んだとみており「運転手はGoogleマップを見ることに集中しすぎていた」と述べたという。（了）
