-
韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部(日本の防衛省に相当)長官は3日、「今回のIOC(基本運用能力)評価を通して、韓国軍が主導する未来合同司令部が効率的に運営できるよう最善の運営案を整えるために、米国と持続的に協議していく」と明かした。
この日、鄭長官はソウル・龍山区(ヨンサング)の国防部でパトリック・シャナハン米国防総省長官代行との会談を前に全体発言を通して「IOC評価をきっかけに、両国の国防当局間の協力はより体系的かつ積極的に推進されることを期待する」とし、このように述べた。
この日米韓は、ことし8月に韓国軍大将が主幹する米韓合同指揮所演習(CPX)を通して、韓国軍が戦時作戦統制権の転換後、米韓合同防衛の主導に必要な軍事的能力を備えているかを評価する計画。
また、これに関する意見交換も今回の米韓国防相会談で取り上げる。
シャナハン米国防総省長官代行は、先ごろ終了した乙支・太極演習を言及した上で「我々は共に、北朝鮮の全ての行動を監視しなければならない」とし、「我々の戦力は、完全な準備を整えている」と明かした。
また「我々は、北朝鮮が国際社会が要求する責任に順応する瞬間まで制裁を続けていく」とし、「我々の最終形態は、完全で検証可能な朝鮮半島と北朝鮮の非核化」と強調した。
-
|