インドネシア・ジャワ島できょう(21日)昼前、ジョグジャカルタ市近郊のメラピ山が噴火し、噴煙が上空1200メートルに達した。
メラピ山は今月11日にも大爆発したばかりで、このときは国際空港が滑走路を一時的に閉鎖している。
ジャワ島中部ジョグジャカルタ市の約30キロ北に位置するメラピ山は、雲仙普賢岳と同じように、溶岩ドームが崩落して火砕流を起こす被害が多いことから、「メラピ型火砕流」と呼ばれており、かつて国際火山学地球内部化学協会(IAVCEI)から、「世界の重要火山のひとつ」に指定されたこともある活発な火山だ。
同国国家災害管理局(BNPB)によると、日本時間21日午前11時(現地時間午前9時)38分、メラピ山では55分間にわたって噴火が継続。
山頂からは白い噴煙が高度1200メートルに上昇した。
メラピ山では今月11日の大爆発以降、連日のように火山灰の飛散が報告されており、周辺地域では住民に数千セットのマスクが配布されている。
(動画は今月11日の爆発のようす/Sutopo Purwo Nugroho)
https://twitter.com/Sutopo_PN/status/9948805057945...
【日時】2018年05月21日(月) 12:45
【提供】ハザードラボ