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学生ランナーが月30万円の"不労所得"を得ていいのか…新聞TVが報じない「箱根駅伝マネーゲーム」のエグい格差
この現実を知ると箱根駅伝を見る目が変わる
高校トップクラスの選手になると、授業料免除は当たり前でプラスアルファが必要になってくる場合もある。具体的にいうと、寮費、食事代、合宿代を大学が負担。さらに返済不要の奨学金を用意しているチームもあるのだ。ある強豪大学は特待生が4段階あり、Cは授業料・寮費免除、Bはプラスして月5万円の奨学金、Aは月に10万円、Sは月に15万円。高校時代の実績と期待度に応じて、選手への“報酬”が変わってくる。
別の大学では月に30万円という奨学金を手にしている選手もいる。大卒の初任給は22万8500円。この額を優に超える金額を受け取る選手を「アマチュア選手」や「学生ランナー」と呼べるのだろうか。