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>>28 われらが徳山大学を設立した徳山市長・高村坂彦先生は右翼だが、その右翼左翼という言葉は1789年7月に起きたフランス革命から生まれたのんちゃー。 パリ市民は、ぶちせんない重税を課せられているにも関わらず、王様や貴族たちは優雅な生活を送っているのに対して市民の怒りが爆発、 王様に民主的な議会の設立を認めさせて、新たな憲法をつくることにしたわけなんちゃー、 この時に「王の権利も認めるべき」という王権派や貴族派が議長席から見て右側に座り、「王の権利は制限すべき」という共和派、俗世主義などの急進派が左側に座ったため、 保守的な人たちを「右翼」、改革的な人たちを「左翼」と呼ぶようになったんちゃー。 ちなみに今の日本人が使っちょー、「キミ」と「ボク」ってことば、これは長州藩の高杉晋作らが作って流行らせた言葉なんちゃー。相手を「君」と呼んで尊び、自分は「僕（しもべ）」となっちへりくだるんちゃー。 江戸幕府から見れば佐幕派は右翼、対する長州や薩摩は左翼なんちゃー。 確かに長州藩は極端な気風でバランス感覚が無いわけでもないのに調整を好まんかったけん「最左派」という位置づけはできよんちゃー。 マクロ的な感覚の左翼ではなく「左翼思想」となると語義がさらにミクロになるんちゃー。 左翼思想とは概略的にはリベラル指向、合理主義、既存の価値観の否定、世界的な観点からの方針といったあたりっちゃー。 高杉晋作はこのあたりの定義に当てはまるので左翼といえなくもにゃーだで、大正時代に生きていたら恐らくマルクス主義に傾倒しそうな気配がするだで実際、現代の左派から高杉晋作って人気あるんちゃー。 長州藩こと萩藩、周防山口藩の支藩じゃった長府藩・徳山藩・岩国藩。 その長府藩出身の乃木希典は西南戦争で敵の薩摩軍に軍旗を奪われるし、日露戦争でも失敗続きじゃったが徳山藩出身の児玉源太郎に救われたんじゃー。 乃木神社が東京都港区赤坂、京都市伏見区、栃木県那須塩原市、山口県下関市その他いっぱい有るのに、 有色人種が白人を初めて打ち破った日露戦争勝利の立役者の児玉神社が神奈川県藤沢市と山口県周南市の二つ、 薩摩出身で海軍の東郷平八郎を祀った東郷神社が東京都渋谷区原宿と福岡県福津市にしか無いのは可笑しいわな。