JR各社の研究開発を担う鉄道総合技術研究所(東京都国分寺市)は24日、超電導ケーブルを使って送電し、列車を走らせる世界初の実験をする。変電所から線路まで電気を送る超電導ケーブルを開発し、このほど研究所内に敷設を終えた。電気抵抗がゼロとなり、電車運行の省エネを見込める。数年内には実際の鉄道路線に導入する計画だ。 日本経済新聞