商社3強、最終益7000億円台の首位争い 通期予想 資源高追い風、構造転換も奏功
11/18(木) 13:13配信
240
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
総合商社の業績が好調だ。令和3年9月中間連結決算では、大手7社全てが過去最高の最終利益を計上した。通期(4年3月期)も全社が予想を上方修正し、6社が最高益更新を見込む。中でも伊藤忠商事と三菱商事、三井物産は激しい「首位争い」を展開しており、通期の最終利益はそろって業界初となる7000億円の大台に乗る見通しだ。
「絶好調の歴史的な上期(中間)決算だった」。今月5日にオンライン上で行われた決算記者会見。伊藤忠の石井敬太社長はこう力を込めた。
同社の中間期の最終利益は、前年同期比98.3%増の5006億円と大幅に伸び、わずか半年で通期の最高益(2年3月期の5013億円)に迫った。好調を受け、通期予想は従来の5500億円から7500億円(前期比86.8%増)へ上方修正した。しかもそれは「ミニマム(最低限)」(石井社長)の堅めに見積もった数字だという。
11/18(木) 13:13配信
240
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
総合商社の業績が好調だ。令和3年9月中間連結決算では、大手7社全てが過去最高の最終利益を計上した。通期(4年3月期)も全社が予想を上方修正し、6社が最高益更新を見込む。中でも伊藤忠商事と三菱商事、三井物産は激しい「首位争い」を展開しており、通期の最終利益はそろって業界初となる7000億円の大台に乗る見通しだ。
「絶好調の歴史的な上期(中間)決算だった」。今月5日にオンライン上で行われた決算記者会見。伊藤忠の石井敬太社長はこう力を込めた。
同社の中間期の最終利益は、前年同期比98.3%増の5006億円と大幅に伸び、わずか半年で通期の最高益(2年3月期の5013億円)に迫った。好調を受け、通期予想は従来の5500億円から7500億円(前期比86.8%増)へ上方修正した。しかもそれは「ミニマム(最低限)」(石井社長)の堅めに見積もった数字だという。