>>242
氷室ってロックンローラーなのか?
ってのは、俺も長い事氷室ファンやってるけど、実は何度も考えて、いまだに答えが出ない問題だったりする。だから今まで以上に長文になるぞw
すげー変なポジションにいるんだよ、あの人。
イメージ的にも声的にも、ビートの強くて疾走感のあるロックサウンドに乗せて歌ってるのが一番似合う、それは間違いない。ここ数作のアルバムは、マイケミとかフーバスみたいなアメリカのエモっぽい作りで、完成度は高いし、実際かっこいい。
タイプとしては、紛れもなくロックボーカルなんだよ。
でもさ、ロックンロールってやっぱりメッセージソングだろって。
下手でも何でも自分で歌詞書いてメッセージ発信したり、サウンド面で業界に爆弾落としたり、そういうのがロックンロールアティテュードだろって。
そう思うのも確かで、そう考えるとあんまりロックンローラーっぽくないんだよ、正直。
でも、じゃあ例えばそうだな、最近のバンドで言えばバックホーンなんか、作詞作曲もアレンジもほとんどがギター菅波でさ、山田は基本的に歌い手担当な訳だよ。
そしたらあのバンドでロックなのは菅波で、山田はロックじゃない奴なのかっていうと、それもちょっと違うよなっていう。
氷室に歌以外の才能が無いなんてのは、誰に言われなくても本人が一番分かってるし、公言して認めてるんだよ。
それでも彼が歌を乗せて一番しっくり来るオケがロックサウンドでありバンドサウンドで、それを歌い続けてるならやっぱりそれはそれでロックなのかなとも思うし。
本当、すげー変なポジションにいるんだよあの人。
だから、これは個人的なこだわりとして、氷室の事を指して「ヒムロック」とか「ロックンローラー」とかは、俺は言わない事にしてる。「ボーカリスト」、俺としてはこれが一番しっくり来るんだわ。
長文悪いねw