>>639
【遺伝子(mRNA)ワクチン】
Q/遺伝子のワクチンって聞くとなんだか不安になります?自分の遺伝子に組み込まれて何か副作用があったりはしないのですか?
A/まったく大丈夫です。ヒトのDNAは細胞の中の,さらに核膜というもので守られた細胞核の中にしまわれています
mRNAは原則的にこの細胞核の中に入っていきませんので,人のDNAに触れることすらないのです
元々非常に不安定な物質で人の体内では長期的な問題を起こす前にすぐに壊されて分解されてしまいます
何らかの理由でごく少量のmRNAがもし細胞核の中に入れたとしても,そこからヒトのDNAに組み込まれて遺伝情報に作用するためには,ヒトの体内にはそもそも存在しない特殊な酵素が複数必要ですので(もちろんそんなものはワクチンの中には入っていません)その危険もありません
[ウイルスの遺伝情報を打ち込んで,自分の遺伝子が・・]といったような心配は全くない訳です
Q/mRNAワクチンを接種して人の遺伝情報は変わるのか?
A/一部のネット情報で,一番恐怖を煽るのがこの部分になります
もともと人は自分のDNAの情報から,必要なタンパクを作るために色々なmRNAを設計図としてコピーし,それをもとにタンパクを作っています
タンパクの作る元となるmRNAはすぐに壊され,また必要な時にDNAよりmRNAがコピーされます
あくまでmRNAはDNAの情報をコピーしたものだけであり,mRNAからDNAは作られません
またmRNAはもともと非常に壊れやすくできています
必要な時にすぐ作られてすぐ壊される必要があるからと考えます
このワクチンが低温保存が必要な理由もこの為です(常温保存だとすぐ壊れてワクチンの機能を果たさない)