🌊 北海道天気・災害

札幌管区気象台によると、道内では１５日に入っても道央や道南を中心に降雪が続き、同日正午までの２４時間の降雪量は、日高管内えりも町目黒で３０センチ、後志管内共和町、寿都町でともに２６センチなど。最深積雪は上川管内幌加内町朱鞠内で２７５センチ、留萌市幌糠で２５５センチ、上川管内音威子府村で２５０センチに達した。

　ＪＲなどのダイヤも乱れ、１５日正午現在、ＪＲ函館線や学園都市線などで特急１６本を含む列車６５本が運休。道南いさりび鉄道も同日午前、函館—木古内間の計１４本が運休し、正午前に通常運行を始めたが、乗客約８００人に影響した。空の便では、北海道エアシステム（ＨＡＣ）の函館—奥尻間の１往復が欠航した。

　道教委によると、大雪で、日高管内えりも町の小中高校計６校が臨時休校した。

　気象台によると、１６日夜には日本海で前線を伴った低気圧が発生し、１７日に北海道付近を通過する見込み。後志、檜山、宗谷管内を中心に全道的に風雪が強まり荒天となる見通しだ。

雪影響 ＪＲダイヤ終日の乱れ

02月15日　20時41分


雪の影響でＪＲは道南の路線を中心に終日ダイヤが大幅に乱れました。
このうち函館線は、道南の森町で雪でレールのポイントが切り替わらなくなった影響で周辺区間で２時間半にわたって列車の運転を見合わせました。
ＪＲ北海道によりますと、函館線は、１５日午後３時ごろ、道南の森町の駒ケ岳駅で雪でレールのポイントが切り替わらなくなるトラブルが起きた影響で、大沼駅と森駅の間で午後５時半すぎまで約２時間半にわたって運転を見合わせました。
この影響で、函館発札幌行きの「スーパー北斗１５号」や札幌発函館行きの「スーパー北斗１６号」に２時間あまりの遅れが出ています。
また、昼過ぎにかけて札幌と函館を結ぶ「特急スーパー北斗」と「特急北斗」計１５本が運休するなど雪の影響で道南を中心に特急や普通列車など計７２本が運休や部分運休しました。
このほか、午前中に札幌市内や江別市内でそれぞれ線路や車両に不具合が見つかって点検をした影響で、札幌近郊の函館線と千歳線でも快速と普通列車計２４本が運休しました。
雪の影響や線路や車両の不具合などの影響で道内で運休した列車は１５日午後８時現在で９６本に上りました。

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