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【小川泰平の事件考察室】 #84 #569
NHK 関西 NEWS WEB 05月22日 14時22分
大阪 カラオケパブ女性殺害事件2審 弁護側は無罪主張
おととし(令和3年)6月、大阪・北区のカラオケパブで、25歳のオーナーの女性を殺害した罪に問われ、1審で懲役20年が言い渡された店の常連客だった被告の2審の裁判が始まり、弁護側は「犯人性を争う」として無罪を主張しました。
おととし6月、大阪・北区天神橋のカラオケパブの店内でオーナーの稲田真優子さん(当時25)が殺害された事件で、店の常連客だった宮本浩志被告(57)は、稲田さんの首や胸を刃物で何度も刺すなどしたとして殺人の罪に問われています。
裁判で、宮本被告は「死刑をお願いします」などと述べたうえで、事件への関与については黙秘を続け、弁護側は無罪を主張しましたが、1審の大阪地方裁判所は去年10月、「犯行は身勝手で残酷なものであり、相当に計画的だ」などとして懲役20年を言い渡し、弁護側が控訴しました。
22日、大阪高等裁判所で2審が始まり、宮本被告は出廷せず、弁護側は「犯人性を争う」として、無罪を主張し、犯人と認められたとしても懲役20年は重すぎると述べました。
一方、検察は、弁護側の控訴を退けるよう求めました。
稲田さんの兄の雄介さんは「被告は遺族に対して賠償したいとしながらも具体的な方法は示していない。被告に有利に解釈されるべきではない」と訴えました。
裁判は22日結審し、判決は、ことし7月10日に言い渡される予定です。
【被害者の兄“向き合って”】
22日の裁判のあと、稲田真優子さんの兄の雄介さんは、「被告側の控訴で2審が始まりましたが、本人が出廷していないのはなぜなのかという気持ちです。いつまでも逃げるのでなく、向き合ってほしいと思います」と話していました。
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