6日の個人総合では金メダルも狙える状況で、平均台で落下して4位。試合後は号泣して「種目別だけでも金メダルを」と意気込んでいた。この日は種目別決勝の平均台を13・066点の4位で終え、勝負の床運動へ。H難度の「シリバス(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり)」を完璧に止め、ダイナミックさと大人っぽさを融合。最初に演技した村上を誰も上回れず、世界の頂点に立った。五輪翌年で休養する有力選手も多く、同種目予選トップのスミス(米国)が決勝を棄権するなどの幸運も生かした。
寺本明日香(21=中京大)は平均台で12・966点で6位だった。
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女子体操界の40年間の計画、結実——。村上茉愛の金メダルに込められた執念。
10/11(水) 11:46配信
3歳の時から体操を始めた村上は21歳。小学生時代から多くの大会で活躍した天才少女でもあった。 photograph by AFLO
カナダ・モントリオール。1976年にこの地で開催されたオリンピックは、世界の体操界に衝撃を与えた大会として知られる。
ルーマニアからやってきた14歳の“妖精”ナディア・コマネチが、史上初の10点満点を出し、そして、連発した。
それから41年——。
10月2日から8日まで行なわれた体操世界選手権で、コマネチさんは大会アンバサダーとして競技開始前や表彰式に登場し、連日温かい拍手を送られていた。
こうして迎えた大会最終日の8日(日本時間9日)。今大会で誕生した男女7人の新チャンピオンの1人として、世界にその名をとどろかせることになったのが、種目別女子ゆかの村上茉愛(日体大)だ。
予選2位で種目別決勝に進んだ村上は、冒頭の片足4回ターンを丁寧にまとめて好スタートを切ると、H難度の大技・シリバスをはじめ、ボーナス点をもらえるアクロバットの連続技もピタリと着地を決めるなど、最後まで隙のない演技を披露した。
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体操世界選手権:女子「美しさ重視」の新採点方法に危機感
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五輪後の現役引退を表明した村上茉愛の鮮やかなリスタート。
10/3(木) 15:01配信Number Web
五輪後の現役引退を表明した村上茉愛の鮮やかなリスタート。
全日本シニアの演技後に笑顔を見せる村上。棄権し涙した5月のNHK杯から3カ月あまりで復調を印象づけた。 photograph by KYODO
集大成と位置づける東京五輪へ向けて上々の再スタートを切った。体操の2017、'18年世界選手権金銀銅メダリスト・村上茉愛(日体クラブ)が、社会人1年目で初出場となった全日本シニア選手権(8月30日、福井県営体育館)で4種目合計56.665点の高得点をマークして、女子個人総合を制した。
腰痛で5月のNHK杯を棄権し、今年の世界選手権(10月、ドイツ)の代表を逃している村上だが、約3カ月ぶりの個人総合戦はさすがの演技内容だった。世界選手権初代表の松村朱里に1.500点差をつけての勝利で安定感を見せ、「ミスなくできたので、復帰戦としては良かった」と笑顔を浮かべた。
大会前日の会見で、東京五輪を最後に第一線を退くことを表明した。23歳の決断に試合のムードがピリッと引き締まる中、最も注目されたのは、今大会が初のお披露目となったゆかの新プログラムだ。'17年に世界を制した盤石のプログラムから音楽、演技構成、振り付けをすべて一新した。
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