松井大和「驚いています」単種目無冠も総合初優勝
12月30日(月)11時24分 日刊スポーツ
<スピードスケート全日本選手権>◇最終日◇29日◇長野・エムウエーブ
スプリント部門男子総合で鹿追町出身の松井大和(22=日大)が初優勝した。500メートル5位、1000メートル6位で合計139・450点で首位の座を守った。この日発表された世界距離別選手権(2月、米ソルトレークシティー)世界スプリント選手権(同、ノルウェー・ハーマル)にも初めて代表に選出された。今季からナショナル強化選手に名前を連ねる22歳は、日本男子短距離界の成長株として期待される。
松井が日本一のタイトルを手にした。短距離2種目を2日間で2度ずつ滑走して競う総合で頂点に立った。500メートルは1日目4位、2日目5位。1000メートルでは2日間ともに大会前の自己ベストを更新し、1日目は1分9秒07の好タイムで2位、2日目は疲労の影響もありつつ1分9秒93で6位に食い込み、得点を稼いだ。「驚いています」と、はにかんだ。
国内有力選手との争いを制した喜びは、自信となった。500メートルには新浜立也(23)1000メートルには久保向希(20)の日本記録保持者がそろい、ワールドカップ(W杯)長野大会500メートルで優勝した村上右磨(27)も出場。そのなかで「(種目の)優勝はないけど、そろえられて良かった」と振り返った。
世界大会の代表の座を射止めた。大会後に発表された世界スプリント男子3枠の3人目に入り、世界距離別は1000メートルでの代表入り。今季からのナショナルチームでの練習では、練習量が増え、しっかり練られたトレーニングメニューをこなしている。自身には本格的な筋トレや自転車練習なども初めて。質の高い練習が「結果に結びついている」と感じている。世界トップレベルの日本短距離陣と身近で接し、「その場にいるだけで刺激を受けている」と話した。
急成長中の22歳。大学卒業後は岩手県内の企業への所属の話が進められており、目指すは22年北京オリンピック(五輪)だ。年明けの世界舞台は「表彰台に上がれるように頑張りたい」と意気込む。新星は五輪へさらに成長を続けていく。【保坂果那】
[匿名さん]
男子500は松井が優勝=学生氷上選手権
はてなブックマーク
1月5日(日)17時14分 時事通信
PUSH通知
日本学生氷上選手権のスピードスケートは5日、北海道・釧路市柳町スピードスケート場で行われ、男子500メートルは世界スプリント選手権代表の松井大和(日大)が36秒14で制した。
女子500メートルは山田梨央(信州大)が39秒77で優勝。同1500メートルは小野寺優奈(高崎健康福祉大)が2分7秒39で勝った。
[時事通信社]
[匿名さん]
2021/12/4 08:17 (JST)12/4 08:33 (JST)updated
© 一般社団法人共同通信社
男子500メートル 優勝した松井大和=ソルトレークシティー(AP=共同)
【ソルトレークシティー共同】スピードスケートのワールドカップ(W杯)第3戦は3日、米ソルトレークシティーで開幕し、男子500メートルは松井大和(シリウス)が34秒04で優勝した。24歳でW杯初勝利。森重航(専大)が0秒05差の2位に入った。
女子500メートルは小平奈緒(相沢病院)が37秒07で6位だった。
[匿名さん]